インバウン丼
新型コロナ感染防止のため行われてきた入国制限が2023年4月に解除されて以降、日本は円安などの影響もあって、インバウンド(外国人観光旅行)が戻ってきております。

アフターコロナ以降、コロナ以前の水準にまで戻りつつあり、こうしたインバウンド需要に対して、新たな商業施設がオープンする等、集客を狙った動きが全国各地で活発化し、訪日外国人客によるインバウンド消費のプレミアム化が止まらない模様。

例えば、東京都内にオープンした商業施設では1食 6,980円の海鮮丼が飛ぶように売れており、「インバウン丼」という新語も生ました。

国内の客が手を出しにくい強気価格が映すのはデフレに慣れた「安いニッポン」の姿が浮き彫りに・・・


フィリピン人が安い日本に殺到

私が住んでいる大阪でも、こういった現象はよく見ます。先日も、あるステーキ屋(陳列されているメニューは 10,000円を超えてます)の前を通ると、中国人風の観光客で行列ができてました。

また、フィリピン人(タガログ語を話していたので)らしきグループもその列に並んでました。円安の影響も大きいでしょうね。(円はドルだけでなく、ペソを含めた多くの通貨に対して弱くなっています)

ちなみに、私の知人のフィリピン人達(医者や弁護士やボクサー等)は、日本は安いので日本で遊びたいとよく言ってます。

フィリピン人のお金持ちには、元からの富裕層(財閥や土地を持っている人や政府等で働いている人等)とアメリカ等への出稼ぎ組がおります。

400万人ほどのフィリピン人がアメリカに住んでおり(日本人のアメリカ在住者数はその10分の一)、その多くは月収 100万円以上(アメリカの平均時給は約 5,110円)なのです。



少し前に、ある難波のステーキ屋で予約しようとしたら、「この時間帯は日本客はお断りさせて頂いてます」とはっきり言われました。

おそらく、日本人は外国人に比べて客単価が安いからでしょう。

以前と違い、日本と海外の状況が著しく変化しております。

しかし、いまだに日本以外のアジアの人は貧困だと、思考が大昔から進んでいない昭和脳の日本人が多いのは気のせいでしょうか?

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