松屋の調味料ボトルの英文表記
牛めし・定食チェーン大手「松屋」(株式会社松屋フーズホールデングス)にある調味料の英文表記がSNSで話題になっています。
というのも、松屋の3種類の調味料ボトル(甘口、バーベキュー、ポン酢)の英文表記が、いずれも「Yakuniku Sauce」になっているのです。
これでは、日本語がわからない人には区別ができません。「外国人客へのトラップ」と、SNSで話題になっているようですね。
多くのレストランはインバウンドに頼っている
実は、海外で、ポン酢はあまり馴染みがなく、英語でもPonzu sauce になります。ただ、Ponzu sauce is made of soy sauce with citrus juice.と説明文をいれてあげると、外国人に理解されると思います。松屋は確か多数の外国人を雇用(技能実習生や留学生のアルバイト)していると思います。なぜ、外国人にどう表記すればいいか聞けばいいだけなのに、なぜ怠っているのか不思議です。
間違った表記や適当な表記なら、つけない方がましです。
昨今、東京や大阪や京都の多くのレストランは、外国人客を欲しがり、「日本人の客は必要ない」という姿勢が見られるレストランさえあります。
先日、難波(大阪)のステーキレストランに予約を入れようとしたら、「日本人は予約できない」と言われたので、理由を尋ねたら「外国人用に席を置いておきたい」と言われました。
そのように、外国人をターゲットにしているレストランが多い中、松屋の姿勢は「インバンドに頼らない。外国人は来るな」と感じてしまい、我々日本人からすると、嬉しく思ったりもします。
ちなみに、海外展開については、松屋フーズは吉野家とすき家に比べてあまり活発ではなく、中国ぐらいしか進出していません。
だから、フィリピンでは松屋は見かけなかったのですが、セブ島滞在時には吉野家を何度か見かけ、実際何度か訪れました。
確か、SMシティー店、SMシーサイド店、ロビンソン・サイバーゲート店があったと思いますが、私は専らロビンソン・サイバーゲート店に行っておりました。
松屋もインバウンドを狙っている
話は、松屋のインバウンドに戻りますが、実際は今年2月に成田空港へ新店舗(成田空港第3ターミナル店)を出店したり、インバウンドグルメサイトに登録したり、店舗の券売機をマルチリンガルにしたり等、インバウンドの恩恵を受けようとしていると感じます。
なのに、何故調味料の表記はお粗末なのか?本部に英語ができる人が全くいないのか?
また、店員で「表記がおかしい」と思う人が皆無だったのか?
理由を、あれこれ考えている今日この頃です。
ps.海外展開については、松屋フーズは吉野家とすき家に比べてあまり活発ではなく、中国ぐらいしか進出していません。ちなみん、フィリピンでは吉野家はよく見かけ、セブ島には多くの店舗があります。
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