フィリピンの最低賃金

フィリピンの最低賃金ですが、マニラが約1,708円(610ペソ、1ペソ=2.8円で算出)です。

時給ではなく、日給です。ちなみに、セブ市や地方は当然もっと安いです。

おまけに、フィリピンの会社は6か月で解雇(試雇期間で解雇)し、正社員になかなかさせてくれません。

海外で働くフィリピン人

こういったことから、多くのフィリピン人は海外に職を求めて出稼ぎに行くのです。

看護師の多いフィリピンは、多くはアメリカやドイツを目指し、または中東のホテルマン、日本で介護職や工場、香港等で家政婦等で働き、稼いだ給料から本国に仕送りをしているのです。

ちなみん、人口の約1割のフィリピン人が海外で働き、2021年は約4兆円にのぼる金額を送金したのです。(フィリピンの国内総生産の8.9%)

フィリピン人の間で1番人気があるのは、当然アメリカです。アメリカで働くのが彼らの夢でもあるのです。

アメリカで働くと、物価も高いですが、節約すると何十万円も送金ができるのです。

先日、ヤフーニュースでありましたが、アメリカの自動車組み立て工が賃金の値上げ(現在は時給約 9,300円)を要求しているようです。アメリカ賃上げ 時給22,000円に

要求が通れば、時給約 22,000円になる見込みですから、アメリカで働きたい気持ちは十分わかります。

こうしてみれば、フィリピンの日給が日本の時給で、日本の日給がアメリカの時給になっています。

アメリカ以外も先進国は給料は高いのが現状です。日本で介護の仕事をしていた方がオーストラリア
に行くと、20万円弱から数倍になったという話も聞くし、オーストラリアで介護職

私の嫁も以前ドバイからホテルで働く仕事のオファーが来たのですが、月給約50万円でした。

海外や外資系企業で働く為には

私は、フィリピンから2020年に日本に帰って来ましたが、外資系企業と海外の企業とで就活をし、結局外資系企業に決めました。(娘を日本で育てたいから)


私がやったことは、下記転職エージェントに登録し、おすすめして頂いた企業で面接を受けただけです。(現地採用より、日本から応募した方が就職後の条件はいい。)
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ネオキャリアも思った以上に外資系企業の求人が多いので、登録すればいいでしょう。(登録は無料)

 

ちなみに、私に関して言えばフィリピンやインドで働いた経歴は全くプラスにならなかったです。

金持ちフィリピン人が増えた理由

話は変わりますが、フィリピンは自動車が増え、マニラもセブ島も渋滞だらけです。

日本人の方は、「貧乏なフィリピン人がどうやって自動を買うの?自動車は安いの?」と尋ねますが、自動車の料金は日本以上に高いです。

では、どうやって高価な自動車を購入するのか?元からの富裕層に加え、海外の出稼ぎ組からの送金で自動車を購入するフィリピン人が増えたのです。

アメリカやドイツ等で働くフィリピン人の多くは、月給100万円以上稼ぎます。だから、数十万円貯金しても、まだ10万円以上送金できるのです。

だから、出稼ぎ組のフィリピン人(特に欧米で働いているフィリピン人)家族は、日本を下に見る人もいます。(彼らは日本人の給与を知っているので)

そして、年々日本で働くフィリピン人が減ってきているのです。私は、中国人や韓国人をもっと減らして、フィリピン人をもっと日本に入れるべき(ノービザでいい)だと感じている今日この頃です。

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