スイスのビジネススクールIMDは世界64カ国について、経済統計と経営者への意識調査を基に経営環境や政策などを評価して「国際競争力ランキング」を発表しており、今年の「世界競争力ランキング」では、日本は64カ国中過去最低の35位でした。

しかも、経営に関する分野で「企業の機敏性」や「ビッグデータなどの活用」につきましては最低の64位でした。



日本の集落、体たらくを象徴するような出来事が昨日起こりました。それは、私が大阪環状線に乗っていた時なのですが、「列車内ドアに異変が感じられました」とアナウンスがあり、電車が駅にとまったままが電車内に閉じ込められたのでした。

駅員が集まって話し合ってますが、時間が10分過ぎ、20分過ぎ、何の解決もできず時間だけが過ぎていき、挙句の果て駅員二人が満員電車の中に入って来て、「これからドアを手動で点検するので、場所を開けてください」とアナウンスしたのでした。

結局電車のドアの異変はなく、30分近く閉じ込められただけで、電車は発進しました。

「何もないのに、科学のせいで勝手に異変を探知したの?」「異変を探知したのはいいが、それが何かわからず、手動で確認って科学に日本人が全然追いついていない。また、JR西日本が追い付いていない」「30分近くもドアを開けて閉じ込める権利はあるのか?ドアを開けてくれれば、JRでなく地下鉄で行く選択肢はあったのに(怒)」といった声があがったいたのは、言うまでもありません。

日本を支えていた鉄道インフラもダメになり、それ以上に社員がダメで、30分も判断できない・・・

企業の機敏性64カ国中64位、柔軟性・適応性64カ国中63位、有能なシニアマネージャー64カ国中62位、機会と脅威への素早い対応64カ国中62位、なるほどなと思いました。



日本の競争力の低下は信じられない所まで落ち、アジア太平洋の14カ国中でも11位なのです。

ちなみに、日本の下にはインド、フィリピン、モンゴルしかおらず、マレーシアやタイにも負けていたのでした。

このままいけば数年でフィリピンにも追い抜かれると、絶望している今日この頃です。

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