日本では人手不足による倒産件数が多くなってきております。

中でも建設業界の人手不足が深刻で、全体の約半分を占めているようです。

そんな建設業界では、日本人が集まらないので、外国人人材に頼っている企業が多いのです。



中でも最低賃金で雇える技能実習生(原則転職が不可)を雇用する企業が多いのですが、当然失踪者も多いのです。

令和3年の技能実習生の失踪者は7,167人なのですが、建設は半数以上の3,838人にのぼるのです・・・

国籍別でみると、上位3国はベトナム人が4,772人、中国人が896人、カンボジアが667人です。フィリピン人はと申しますと47人と意外と少ないのです。

失踪の理由は、1つは奴隷のようにこき使われること(海外で批判され、技能実習制度はなくなり、特定技能制度に吸収される予定)、それと日本入国前に送出し機関等への借金が大きな要因だと思います。

ちなみに、送出し機関等へのベトナム人の平均借金額が674,480円でフィリピン人は153,908円なのです。



あと、フィリピン人は家族を背負って日本に来るということも失踪者数が少ない要因だと思います。

「辛抱が苦手なフィリピン人の割には頑張っているな」と感じている今日この頃です。

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