私は、約10年海外(フィリピン、アメリカ等)で生活しておりました。

その時に感じたのは、日本はやはりいじめが多いということです。

アメリカやフィリピンにも、当然いじめがありますが、日本ほど多くはありません。いじめを防止する対策もありますが、日本の場合はお粗末で機能しているとは思えないのです。



また、いじめに対しての認識も違い、フィリピンではいじめは放置されません。いじめる側が悪、いじめる側が恥、そういった考えがあり、日本とは真逆の姿勢なので、いじめの数は日本に比べるとはるかに少ないのです。

加えて、市によっては「いじめ防止条例」が定められ、全ての役場の集荷所に「いじめ防止デスク」の設置を提案しております。

そうした土壌があるので、私の姪はドゥマゲッティの小学校に行っておりますが、いじめは一切ないようです。

いじめといえば、日本以外では韓国も相当ひどいようです。(日本同様、陰湿ないじめや差別が多い)

しかし、そんな韓国でさえ大学の一般入試の選考に、生徒がいじめなどの校内暴力に関わった記録を反映させる方針を検討しているようです。

韓悳洙首相は「加害生徒に校内暴力の責任を必ず負わせる」とコメントしておりました。

日本は、フィリピンのように土壌を変えるのは難しいので、韓国を見習って加害者に罪を償わせればいいと思います。



そうでもしないと、日本ではいじめの撲滅は難しいでしょう。

なぜなら、政治家が深刻にとらえていないし、日本には韓国同様陰湿な土壌があるからです。

そして、「いじめられる側は被害者」「問題は加害者側にあり、被害者をサポートする」という認識を日本はもっと持つべきでしょう。

日本の学校や教師は、「なぜ加害者側に立つのか?」理解に苦しむ今日この頃です。

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