毎年、雨期になるとフィリピンではデング熱が流行します。

デング熱はウイルスを持った蚊に刺されることで感染するのですが、発熱、頭痛、関節や筋肉痛、下痢、嘔吐、まれに呼吸困難等の症状がみられ、薬がないので厄介な病気なのです。

私もセブ島に滞在している時に、1度かかりました。通常、デング熱に感染すれば1週間ほど入院させられるのですが、その間本当に退屈ですよね。


デング熱に感染しますと、よく食べ・よく飲み・よく眠って免疫力を高めなければならないのですが、セブ島の病院では看護婦さん達がひっきりなしに入って来て全く休めないので、私はデング熱に感染した時は入院を拒否し、自力で治しました。

そんなフィリピン人を脅かす病気に対して、フランスの製薬会社サノフィパスツール社は、デング熱ワクチンの開発を行い、デングワクシアというワクチンを開発し、フィリピン政府はそのワクチンを35億ペソ(約71億円)で購入し、2016年~2017年にかけまして多くの子どもたちにデング熱ワクチン・デングワクシアを接種しました。

しかし、その後多くの児童が亡くなったのでした。(亡くなった数は60名という情報もあれば、600名という情報もあります。このようにフィリピンのデータはでたらめで信用できない)



その事件以降、多くのフィリピン人がワクチンを嫌がるようになったのです。

だから、日本に滞在しているフィリピン人もワクチン接種を嫌がっているのです。

ワクチンを嫌がるのには理由があるので、やれ「反ワクチン主義者」だとか決めないで頂きたいものです。

日本でも多くの医者がワクチンを嫌がっているとも聞いております・・・




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