フィリピンの会社は人件費が安いとい事からか、大抵の会社に秘書らしきフィリピーナがいます。が、日本の会社の秘書と少し勝手が違うのです。
日本人秘書達が秘書検定の勉強をするのと同様に、フィリピン人秘書達はエステ通いや美容整形通いに忙しいのです。
私はフィリピン人秘書たちに関心をもったのは、フィリピンの病院で働いている時でした。フィリピンの総合病院には、膨大な数のクリニックがあり、各クリニックに秘書達がいたのです。
そして、そんなさなか「フィリピンでは秘書の地位は低いのでは?」という場面に遭遇したりもしました。
それは、患者さんの態度や製薬会社の営業マンの態度を見て思ったのですが、ほとんどのフィリピン人は医師に対しては、丁寧ですが秘書に対しては横柄な態度に急変するのです。
まあ、秘書達の働きぶりを見ていてもそれは仕方ないかもしれません。彼女達に「医者は遅れているが、いつ来るの?」と尋ねても、「on the way(途中)」としか答えられないのです。
「ただ今ドクターはどこで、あと何分で到着するか、確認してください」 と依頼しても、彼女達の立場ではドクターに尋ねることすらできないのです。(電話してくれません)
また、予約を取っていても医者への連絡ミスで予約が入っていなかったこともけっこうありました。そんな時、「オグマ(明日)」と簡単に片付けるのです。
そんな秘書が多いのですが、おそらくほとんどの秘書はコネか外見だけで採用されたのでしょう。だから、セブ島にいる秘書達は美人率は高い気はします。
そんな能力のない彼らの仕事というのは顧客とだらだらと話すだけなのです。(多くの企業は、経理は外部に委託してます)
こんな秘書達がセブ市ではよく目に付きますが、安い人件費分しか働きません。大事な書類を簡単になくした秘書にも出くわしました。
おそらく、フィリピンには、そんな秘書で埋もれているのでしょう・・・
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