日本人が自国・日本を出国する時、よっぽどの事でない限り、空港の出国審査場で引き留められることはありません。

しかし、フィリピンは違います。フィリピンと言う国は、面倒というか風変りと言うか、独自ルールをもうけており、フィリピン人がフィリピンを出国する際、出国できない場合も見受けられるのです。

例えば、海外で就労するフィリピン人は就労ビザの他に、OEC(Overseas Employment Certificate、海外雇用許可証)を取得しなければいけません。



OECを取得する為には、POEA(Philippine Overseas Employment Administration、フィリピン海外雇用庁)の承認を受けないといけません。

フィリピンなので、多くの書類(英語)を提出しなければならないし、面接(英語)はあるしで非常に面倒なのです。

実際、OECがなかったので、マニラ空港から出国できなかったフィリピン人を数名知っております。

あと、外国人と結婚し海外(フィリピンから見た海外)で暮らすフィリピン人は、CFOセミナーというのを受講し、受講証明書をもらわないと、これまた空港の出国審査場で止められて、出国できない可能性が大いにあるのです。



あと、短期ビザで日本に行く場合でも、「結婚する為の準備で日本に行く」とか言ってしまうと、面倒なことになることもあるのです。

というのも、フィリピン人の多くは知識が不十分で、間違っていても確認をせず、自分の意見・都合で簡単に「CFOセミナー受けていないから、ダメ」等言いかねないのです。

フィリピンの出入国管理局は、かなり手ごわいのです(泣)

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