2月17日にフィリピンに入り、2月20日に帰国する予定でしたが、マニラ空港の出国審査で止められ、マニラの入国管理局に行くように言われ、日本に帰る飛行機に乗れなくなりました。

理由は、私はフィリピンの永住ビザを持っているのですが、期限が切れていて更新しなければならないのです。(5年ごとの更新)



空港から入国管理局までタクシーで慌てて行き、ビザの更新または永住ビザの無効の手続きをしなければならなかったのですが、私は下記理由で永住ビザ無効を選びました。

・一刻も早く日本に帰りたかった(更新の場合は様々な書類を言われ、手続きに時間がかかる)
・フィリピンに住むつもりはないので、面倒な永住ビザはいらなくなったから

マニラの入国管理局は、いつも人が多くうんざりさせれるので、憂鬱な気持ちで窓口に並び、たらいまわしにされながら、必要書類(申請書、弁護士のリクエスト書、結婚証明書やパスポート等のコピー)をそろえて提出し、何とか閉店の17時までに提出したのです。

が、入国管理局から「申請は終わったが、認められるまで2週間~3週間かかる。その間は出国できない」と言われ、頭が真っ白になりました。

いっそ、強制送還してくれと思い、「フィリピンは、なぜ拘束したがるのか?さっさと返してく」」と文句を言ったが、のれんに腕押し、馬耳東風状態(泣)

フィリピンに閉じ込められるのは、これで3度目です。(1回目はコロナでロックダウンの時で、2回目は2021年12月の台風の時)

すぐに帰るつもりだったので、お金も全然持ってきていないし(クレジットカードとフィリピンのメトロバンクの口座のお金でしのぐしかない)、今週はたくさんミーティング等があるのにと思いましたが、ノー・チョイスです。



幸い私の勤務している会社は外資系企業なので、今回の状況を理解していただき、リモートで会議等は参加し、何日かは出勤扱いとなるようにしていただきました。

また、ホテルには宿泊せず、義理の妹の家に滞在させていただくことで、出費はある程度防げそうです。

ということで、マニラからセブ島に飛行機で行って、セブ島で用事を済ませて、セブ島からバスで(途中フェリー)ドゥマゲッティまで小旅行をしつつ、少し前に戻ってきました。

ちなみに、入国管理局の前には多くのフィリピン人がいて、外国人がビザで困っている人を見つけると、「手続きをすぐに終わるようサポートする」などと言って、外国人から多額の金をむしり取ったり、賄賂が通用する職員を紹介しようとするフィリピン人が大勢います。

こんなのに頼んでばれると、二度とフィリピンに入国できなくなるので、正当な手続きをするのが良いでしょう。

マニラやセブと違って空気の綺麗なドゥマゲッティで、気楽に待とうと達観している今日この頃です。

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