前回のブログに記載した通り、先週フィリピン・セブ島に行ってまいりました。

セブ島に行った理由は、嫁が日本での生活でストレスを感じ、精神的にきついので、療養の為に帰国したのが原因です。

嫁はワクチン接種をしていないので、事前にフィリピン領事館に帰国の相談をしていたのですが、精神が安定しないのなら「フィリピンで療養しなさい。そして、帰国には付き添いが必要」と言われ、年休を取得して、フィリピンに行った次第です。



私は10年近くフィリピン・セブ島で働き、2020年11月に日本に帰国したのですが、この2年でフィリピン・セブ島の状況はますます悪くなっていると感じ、海外居住には向いていないと感じました。

様々なことが悪化してましたが、決定的なものは「物価上昇」「渋滞」です。

物価上昇につきましては、円はドルだけでなくフィリピン・ペソにも弱くなっているので、円で生活している人にはきついです。

例えば、私が初めてセブ島に来た2010年頃は1ペソは約2円でしたが、今回は1ペソは約2.5円です。

私は、よくマッサージ店に行ったのですが、よく訪れたマッサージ店は当時1時間150ペソでした。(約300円)

しかし、今回行ったマッサージ店は1時間600ペソでした。(約1,500円)

ガソリンの価格も高騰しているようで、1リットル70ペソ弱のガソリン・スタンドが多かったように感じました。(1リットル170円ほど)

ガソリン








ちなみに、物価が安いフィリピンでも自動車、パソコン、携帯電話等の贅沢品は日本と同じ価格か日本より高いのです。

それなのに、セブ島では年々自動車が増加し、大渋滞を引き起こしています。私も今回のセブ島の渋滞で、「これはどうやって仕事をしたり生活をするのか?」と感じました。

セブ島に到着した時、空港から市内まで2時間半かかりました。(帰りは土曜日の朝だったので、たった30分)

また、市内からITパーク近くのマッサージ店まで1時間30分もかかりました。

無題

グーグルマップでは、たった7分の距離なのですが(泣)

セブ島は、マニラと違って電車がなく、交通手段はジプニー、ビープ(バス)、タクシーが主な交通手段となるので、慢性的な渋滞は生活するのに致命的なのです。



さらに、自動車だけでなくモーターバイクも増加し、様々な場所で交通事故を引き起こしております。

時折自転車も見かけますが、セブ島の道路は自転車に適しているようには思えないし、雨が多いので現実的ではありません。(加えて、排気ガスと大気汚染が進んでいるので、病気になります)

セブ島はこのまま物価上昇と渋滞がより一層ひどくなるでしょう。

フィリピン移住を考えられている方は、セブ島ではなく他の島での移住も考えた方が良いでしょう。

ネグロス島等は、物価は安いし不動産等も非常に安いのです。

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