アメリカの物価上昇がえらいことになっているようです。

例えば、レタスが11.99ドル(約1,619円)、卵1パック12ドル(約1,620円)、ぶどうが19.49ドル(約2,631円)、8本入りのアイスキャンディーが同じ値段(12ドル、約1,620円)で3本入りに・・・。

スーパーで食材の買い物をすると、すぐに1万円突破するでしょう。



フィリピンも物価が著しく、商品によっては5年前に比べて倍以上になったりしております。いつか、フィリピンは物価が安い国ではなくなるでしょう。

しかし、給料はさほど変わっていないので生活が苦しい人が多いのです。

ちなみに、マニラの1日の最低賃金は570ペソ(約1,360円)です。時給でなくて、日給がです。

あまりにも安い労働力なので、フィリピンで会社を作る日本人は多いのです。(しかし、フィリピン人の仕事ぶりは、1,368円でしかありませんw)

蛇足ですが、それでもフィリピン人が生活できるのは、多くのフィリピン人がアメリカをはじめ海外に出稼ぎに行っているからです。(今は日本より韓国の方が稼げると言ってます)

フィリピンは今後も物価上昇は続くでしょう。そして、円がますます弱くなると、老後をフィリピンで過ごすのは困難になるでしょう。

私がフィリピンで働いていた時代は、おおよそ1ペソが2円でした。しかし、今は1ペソが2.4円になっております。

もし今後、1ペソ3円になるとどうでしょうか?

例えば、年金の15万円で暮らしている方は 7万5千ペソ → 5万ペソになるのです。

ちなみに、私が住んでいたセブ島のコンドミニアム(賃貸、1DK)では、家賃と電気代で毎月4万ペソ出て行ってました。(セブ市は、不動産の物価上昇が急激です)

家賃と電気代を払うと、1万しか生活費が残りません。1万ぺそは1週間の食費で消えていきます(泣) 



円安が進むと、日本内で物価があがるだけでなく、海外での生活(もちろん旅行も)が苦しくなるのです。

この状況が進めば、フィリピンの物価高騰と円安の為 フィリピン移住のメリットがなくなっていくでしょう。

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