チャリティー機関「チャリティーズ・エイド・ファンデーション(CAF)」は、世界金融危機後の2009年から「この1ヶ月の間に、見知らぬ人、あるいは、助けを必要としている見知らぬ人を助けたか」、「この1ヶ月の間に寄付をしたか」、「この1ヶ月の間にボランティアをしたか」という3つの項目について、世界の国々で行われたインタビューをベースに国の寛容度を採点し、報告書を出しております。世界人助けランキング



その分析の結果、上記の3項目をもとにして出された総合順位のトップはインドネシアでした。インドネシアでは、2020年、10人中8人超が寄付を行い、ボランティアした人々は世界平均の3倍を超えました。

これまでトップ5入りを続け、2019年度に同機関が出した10年間の総合ランキングではトップだったアメリカは19位に順位を落としました。

アメリカ以外にも、それまではトップ10に入っていたイギリス、カナダ、アイルランド、オランダなどの先進国も順位を落としておりますが、順位を下げた理由はコロナ禍、欧米の多くの国々でロックダウンや様々な制限が行われたため、チャリティー・イベントが実施できず、小売店も営業制限され、寄付を集められる機会が失われたことがあると指摘されております。

日本に関しては、予想通り最下位でした。しかも、そのスコアは調査された国々と比すると非常に低く、僅差ではなく、大差で最下位でした。

2018年度に行われた調査のスコア22からは10ポイントも低下している始末。

フィリピンは人助けのイメージがありますが、総合65位。ボランティア活動については申し分ないのですが、寄付の項目が足を引っ張っているようでした。「なるほど」です。



日本に戻って以来仕事等でフィリピン人と一緒に行動することが多かったのですが、ご老人の方や妊婦さんが困っていると、フィリピン人は必ず「サポートしよう」と私に促してきます。

ただ、相手が女性であると場合によると日本ではセクハラ扱いされる可能性があるので、ためらう時もしばしばあります・・・

しかし、「そんな事を考えず、すぐに助けようとするフィリピン人を見習わなければ」と感じている今日この頃です。

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