以前、発達障害の記事を掲載致しましたが、発達障害について調べれば調べるほど成人したフィリピン人は発達障害だらけだと感じてしまいます。

改めて発達障害の定義を申しますと、「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類す る脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものをいう」とされております。


自閉症スペクトラム障害(ASD)には「社会的コミュニケーションおよび対人交流の困難」の症状があるのですが、具体的に以下があげられております。

・他人と目を合わせない
・相手や状況に自分の行動をあわせることが苦手
・皮肉やたとえ話を理解できず、文字通り受け取る
・難しい言葉や表現を好んで使う  
・小さな変化に苦痛を感じる
・柔軟な考え方をすることが苦手
・職場でオウム返ししたり、単語で会話したり、一方的に話をしたりすることがある
・暗黙のルールが理解できず、集団での共同作業に困難を示すことがある
・職場の音や照明に過剰に敏感だったり、鈍かったりする

フィリピン人は他人と目を合わせない以外全て当てはまっていますね。

次に注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害(ADHD)の症状を以下列挙します。

・ケアレスミスが多い
・気が散りやすくて、物事に集中することが苦手
・やりたいことや好きなことに対して集中しすぎてしまう
・物をどこかに置き忘れたり、なくしたりすることが頻繁にある
・片付けや整理整頓が苦手、約束や時間を守れないことがある
・物事の優先順位が分からない
・落ち着いてじっと座っていることが苦手
・衝動的に不適切な発言や行動をする

フィリピン人のほとんどが上記の全ての項目の傾向がみられます。おそらく、日本人医師が成人したフィリピン人を診察すれば、半分以上が発達障害と診察するのではないでしょうか?



かえでクリニックのホームページに、大人の発達障害についてこのように記載されております。

発達障害は先天的な障害であり、成人になって発症することはありません。大人の発達障害とは、大人になるまで発達障害に気付かず、大人になってから診断を受けたり、自覚したりするケースを言います。

それでは、なぜ大人になるまで発達障害が分からなかったのでしょうか?

フィリピンの場合は、2つのことが考えられます。
1. 周りに同タイプ多いので気づかない
2. 周囲の人間関係によってカバー

フィリピンは日本では考えられないほど子供を甘やかし、親が何でもやってしまうので、それによってカバーされていたことが多かったと感じます。

しかし、ほとんどのフィリピン人は人づきあいが大好きで、朝から晩までしゃべってます。スーパーの店員も店員同士のおしゃべりを顧客対応より優先順位を上にするぐらいです。

フィリピンの発達障害は日本のそれとは大きく違い、たいした症状ではなく、それがここフィリピンでは普通になってしまっているのです。国よって全然違うのです・・・

       ↓ランキング応援お願い致します
このエントリーをはてなブックマークに追加 にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ 人気ブログランキングへ