日本人とは価値観が全く違うフィリピン人の価値観で、特に重要なものは家族、信仰、メンツなのです。
その中でも、最重要は家族だと感じております。家族の支えあいがあるので、フィリピン人達はあの安月給でやっていってるのでしょう。
フィリピンでは家族のメンバーで困っている人がいれば助け合うのは当たり前なので、よく稼ぐ人がみんなを支えている光景をよく拝見します。
その為家族の一員が、アメリカやカナダ等に出稼ぎに行き、送金したりして家庭を支えているフィリピン人は多いのです。
できのいいフィリピン人はアメリカやカナダに行き、できの悪いのは香港(メイド)、日本(水商売や工場)、ドバイ(建設作業員)等に行き、世界各地からフィリピンの家族達に送金をしてくるのです。
が、30歳になっても40歳になっても親の稼ぎをあてにするドラ息子も フィリピンでは当たり前のようにいるのです。
フィリピンの家族は、日本の核家族とは違って3世代や4世代が一体となって暮らす人が多いので、高給稼ぎの人や出稼ぎの人にぶらさがっているのです。
また、最近セブ島では土地代やコンドミニアムやマンション等の価格が高騰しておるので、大家さんも家族・親戚からぶら下がられる格好の標的なのです。
「ぶら下がられる方はたまらないよなあ」と私は思ったのですが、いい格好をしたいフィリピン人は多いので問題ないようです。
虚栄心の強いフィリピン人は本当に多いのです。
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