フィリピンはビザなしで入国できますし、生活費も安く(実際は徐々にあがってきてます)、規制がゆるいのでフィリピンに逃れるのは簡単というイメージがあるのでしょうね。
現実は、生活費はあがってきているし、無査証滞在は30日以内だけだし、金銭面では思った以上に苦戦はするでしょう。
それでも、日本で不動産や自宅を担保でとられたり、住宅ローンなど多重債務が重なって自己破産したり、キャッシングを繰り返して消費者記入に追われたり、連帯保証人で借金を背負ってフィリピンにかけこまれたりする方達が存在するのです。
歯科技工士で親類や知人の連帯保証人で、借金を負ってしまった方は実話をもとにして本を出版されております。
本を読んだ限りでは、借金から人生をあきらめていたのですが、フィリピン移住に活路をみつけ第二の人生を頑張られているようです。
Kindle Unlimitedに登録すると、多くのフィリピン本(下記サンプル)が月980円で読み放題です。
※海外逃亡してしまいました:借金なんかで自殺するよりフィリピン移住
※日本を捨てた男たち フィリピンに生きる困窮法人
※35歳で日本を脱出 200万円でフィリピンに永住しよう
※フィリピン・フィーバー 在留邦人に案内されたマニラのカオスな2日間
※怒涛フィリピン滞在記 フィリピン一家の小さな幸福論
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(アマゾンの無料会員登録が必要です。Kindle版0円となっている本が対象です)
また、日本で作った借金500万円のためフィリピンに逃亡された方のインタビューの記事を読んだこともあります。
共通しているのは、日本人との接触をたち地元フィリピン人のサポートを受けて、フィリピンの会社で働いていることです。そして、給料は良いはずがないのですが悲愴感はなく、フィリピン人に囲まれながらわきあいあいと、生き抜いているのです。
ただ、勘違いしてほしくないのはこのような例はごく一部ということです。
たいはんは、日本大使館・領事館にかけこむはめとなるのです。(フィリピンだけで年間約100人) かけこんだところで、日本大使館・領事館は職探しの相談や日本への国際電話をかけさせることしかできないのです。
困窮法人は困窮法人のまま終わってしまう末路なのです。フィリピンに行けば何とかなるなど甘い言葉を言う人が多いのですが、フィリピンでは日本以上に厳しい現状が待っているのです・・・
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