みずほ銀行が2021年2月28日にシステム障害が発生した際、ATMのトラブルなどに素早く対応できなかった原因は以下のような原始的なシステムが原因のようです。

みずほ銀行本体やシステム開発子会社であるみずほ情報総研(当時)、日本IBMの子会社であるシステム運用会社のMIデジタルサービス、外部委託しているATMセンターとの間で情報共有がうまくいかなかった点が大きく、システム監視を担うオペレーターがエラー内容を上司に報告する手段は紙の書類、組織を超えた情報共有手段は電話のみ、部署内での情報共有手段は会議室のホワイトボードといった具合だったそうです。



私は、フィリピンで10年近く働きましたが、フィリピンの企業も類似してます。

フィリピンの会社、特に政府機関は書類の嵐です。何か手続きをする時は、膨大な書類を要求します。

しかし、その書類が間違っていてもろくに読みもしないので、そのまま手続きが進み、ある時間違いに気づき、間違っているから無効となることも多いのです。

続いて情報共有ですが、日本の場合は電話でしたが、フィリピンの場合はメッセンジャー等が多いですが、仕事上の共有は多くの場合なされてませんw

中には情報共有が嫌で、自分だけの情報にとどめたいフィリピン人も目につきます。自分だけが知っていれば、自分の価値が上がるからです・・・

共有と引継ぎがないのです。だから、担当者がいないと一向に進まず、1か月も2か月も放置されることもあるのです。

また、日本同様ホワイトボードが使われることもありますが、情報伝達というより落書きに近いノリですね。



このように見れば、日本人とフィリピン人とは能力の差はありますが、会社の情報共有等のシステムは、似ていると言えるでしょう(泣)

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