米国のヘリテージ財団(Heritage Foundation)が、2022年版の「世界の経済自由度指数(Index of Economic Freedom)」を発表したのですが、上位10か国は、1位シンガポール、2位スイス、3位アイルランド、4位ニュージーランド、5位ルクセンブルク、以下台湾、エストニア、オランダ、フィンランド、デンマークの順番でした。



ちなみに、日本を含めた他アジア諸国は、日本は35位、タイが70位、フィリピンは80位でした。

フィリピンの80位というのは、社会主義国家ベトナムの84位とほぼ同じなのです。

一見、フィリピンは自由と思われてますが、実は非常に不自由な国なのです・・・

私が感じたフィリピンの不自由さを以下記載いたします。

いきなり政府がロックダウンを宣言し、国民は黙って従うしかないこと

フィリピンで働き始めた2010年4月は、毎日停電でした。理由は、大統領選挙で政府が電気をたくさん使うので、国民は使うなという事でした

政府機関に書類を提出しても、政府のスタッフが不要な書類を要求し、それが間違っていても従わないとプロセスが進まない

2020年にフィリピン議会がは大手テレビ局の放映権更新を拒否し、テレビ局は放送停止になった(大統領とテレビ局の確執から)

よくジャーナリストが危険にさらされる(批判的な記事を書くと)

警察が不当な逮捕を行っても、逆らえない

多くの従業員が正社員になる前に首を切られる

離婚が認められていない



といったように、フィリピンでの生活は自由の制限が非常に大きいのです。

日本に帰国して1年以上経過しましたが、日本の自由さを味わいながら生活している今日この頃です。

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