日本人の芸術家の方からフィリピン人の芸術性について話を伺ったことがあります。

フィリピン人に教えてもな飲み込みはひじょうに悪いそうで、一言で言えば「フィリピン人には向いていない」 そうです。

向いていない理由は、‘フィリピンには四季がない’ ‘芸術にふれる環境がない’ だそうです。



フィリピンに四季がないのは仕方がない事ですが、芸術にふれる機会が少ないのは何とかできないものか。

しかし立派な博物館等あったとしても 歌とかダンス等の方に群がるでしょうね。ちなみに、フィリピン人の歌とダンスの水準はひじょうに高く、一般の人でさえ歌がひじょうに上手だし、イベントでのダンスの振り付けなどは一回か二回ですぐにできるようになるのです。

それにしても、生まれ育った環境というのは物凄く大事なことなのですね。

例えば、フランスのルーブル美術館は18歳未満は無料なのでたくさんの学生で溢れかえっているのです。だから、フランス人は幼少の頃から芸術に触れ、一流の作品を見て、芸術が生活にしみこんでいくのです。

小さな頃からの環境は密接に関わっているという事が、フィリピンでは痛感させられました・・・



そして、フィリピン人は「落ち着きがない」「集中力がない」「一人でもくもくと作業をすることができない」等の傾向がありますので、先述の芸術家の方が教えても、飲み込みが悪いのでしょう。

繰り返しますが、これがダンスなら一発でマスターします。

フィリピン人は、苦手なことや向いていないことにはやる気を出さないので、芸術家は生まれにくい土壌なのです。

       ↓ランキング応援お願い致します
このエントリーをはてなブックマークに追加 にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ 人気ブログランキングへ