電柱がなぎ倒されたので、多くの町は停電が続いており、インフラの復旧に時間がかかるようで、その為多くの店が閉まっております。
想像以上に酷く、世紀末というのはこんな有様なのかなと感じざるをえない光景に、しょっちゅ出くわします。
私が宿泊していたホテルも今週の日曜に突然停電になり、「電気と水が供給できない。本日、チェックアウトしてくれ」と言われ、ほとんど全ての宿泊客が追い出されました。
ホテルを探すため、タクシーをチャーターし、セブ市・ITパーク、マンダウエ市・マクタン島と探し回りましたが、見つからず、野宿をし、あくる日にやっとホテルで滞在ができました。
今セブでは、生活するのが一苦労で毎日絶望を味わっております。
例えば、水を買うのが困難でコンビニやドラッグストアに行っても水がなく、やっと見つけたと思っても、長蛇の列に並ばなければなりません。
また、セブではホテル等でもクレジットカードが使えなくなっており(コンピューターがダウンしています)、銀行ATMでお金をおろすのも、2時間や3時間並ぶのが普通です。(先日、2時間並んでもうすぐという時に、いきなりシステムがダウンし、カットオフされました)
最近のセブで、以下のことで絶望させられました。
・ホテルからチェックアウトさせられ、ホテルが見つからない
・セブ島では、電気とインターネットの確保が難しい
・水がなかなか手に入らない
・多くの食料品店やレストランがクローズで、購入するのに1時間~3時間並ぶ
・現金をおろすのに長蛇の列(1時間~3時間並ぶ)
・タクシーが捕まらない(ジプニーの数が減っているので、タクシー客が増加)
とにかく、何をするのも行列で待たなければいけないのですが、30度を超えるセブ(炎天下、又は冷房がないお店)で待つというのは苦痛なのです。
加えて、行列で並んでいる間、スリを警戒しないといけないので、ボーとスマホ等眺めているわけもならず、無駄で苦痛な時間を過ごさなければいけなにのです(泣)
今、セブでの生活は食料の確保、水の確保、現金の確保(毎日ではないのですが)等で、精一杯です。
日本では、簡単であっという間にできることで、1日が終わってしまい、生活をする事で精一杯なのです。
本来は嫁と娘と一緒に日本に帰っているのですが、災害発生の為予定が大きく変わり、嫁もフィリピンにいる家族の為、帰ることもできなくなってきております。(嫁自身も体調を崩し、先日病院の緊急救命室に連れて行きました)
フィリピン・セブ島で、毎日のように世紀末の絶望を味わってる今日この頃です。
コメント
コメント一覧 (6)
現況 心よりご同情申し上げます。
セブ島は、大気汚染と物価高が進んでいるとともに、劣悪なサービスのフィリピン人が多いので、移住には適していないと私も感じております。
以前住んでいたコンドミニアムは問題が多かったので、契約を終えました。コンドもホテルも、セブ島は劣悪です。
エアコンなしでの生活は地獄そのものでまともに寝るのは現地人でも厳しい様です。
何が酷いかって言うとコンドミニアムの警備員の家族も被災してますのでコンドミニアムに住み着いてます。
しかも警備員は勝手に水を売るは貯水タンクの中に水があるのに自分らが使いたいからってこちらに黙ってました。。。
観光客が居なくてホントに良かったと思います。
心中お察しします。お体に気を付けて無事にお帰り出来ますようお祈りいたします。
復旧には、1カ月はかかるかと感じております。彼らは、レイジーなのでクリスマス以降は働かないし、そのまま年を越すでしょうね。
仰る通り、エアコンなし地獄です。買い物中の行列に並んでいる時も、エアコンがないので、汗がいっぱい流れます(泣)
フィリピン人は、災害時には買い占めをしたりして、他人のことはどうでもいいという感じですね。水の買い占めや缶詰の買い占めを目の当たりにし、ぞっとしました・・・