今回は、日本とフィリピンの父の子育てに対する国の支援について記載致します。

まずは、日本の女性が取得できる育児休業ですが、産後8週間後の産休明けから子供が1歳の誕生日を迎える前日までの産後休暇を含めた1年間となっています。

また、男性の育児休業も、1年間の取得が可能なのです。必要事項を書いた書面などを会社に提出すれば取得できるのです。



しかし、日本の男性の育児休暇の取得率は男性は5%ほどと聞いてます。理由は、とり難い空気を日本の会社が作っているのでしょう。

経済的には、日本国はしっかり支援する育児休暇制度があるのでさほど心配はないかと思います。たとえば、以下の支援があるのです。
・育休期間中は、給料の3分の2相当の給付金が出る(雇用保険から出ます)
・社会保険料全額免除

一方、フィリピンでは男性の育児休暇は7日のみなのです。(あとは、給与から引かれます)

しかし、それでもフィリピン人男性の多くは子供が生まれた後は仕事をしっかりと休んで夫婦で協力して子育てをしております。

私も嫁と一緒に子育てをしてますが、子育ては想像以上に大変なのです。基本、赤ちゃんからは一時も目が離せないので、トイレに行くのも一苦労なのです。

赤ちゃんがかわいくても、ずっと一緒にいなければならないこと、自由が奪われることはかなりストレスとなるので、海外では男性も子育てにかかわり、奥さんの自由の時間を少しでも確保しているのです。

正直言いますと、フィリピンや外国では日本のように女性に子育てをおしつけることはほぼないでしょう。小さな子供がいるのに、ゴルフや飲み会で遅くなるといったことをすれば、大喧嘩か離婚でしょう。



フィリピンやアメリカで生活をしていますと、日本とは比べ物にならないほど家族の絆や子供との関係(特に父と子供)によく驚かされたものです。

その理由は、日本とは逆でアメリカやフィリピンでは男性も子育てに参加しているからでしょう。

娘が生まれた時はフィリピンで働いていたので、たった2週間しか休めなかったです。「日本なら、もっと育児休暇を取得したのに」、と後悔している今日この頃です。

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