防犯カメラの映像から、館員が居住するコンドミニアムの複数の部屋をうかがう不審者が確認されており、何らかの手段でバルコニーから室内に侵入して犯行に及んだものと見られております。
なお、本件犯行時に被害館員は別室で就寝中であった為、不審者の侵入及び犯行には全く気づかなかったとのことです。
が、翌朝、被害を認知し、玄関及び各部屋の窓を確認したところ、日常利用していない部屋の窓のロックが外れていたことのことです。
一般的に、犯罪者は侵入が比較的に容易な住宅をターゲットにする傾向がありますが、状況によってはリスクを犯してでも犯行を計画する場合もあります。
この場合には、狙いを定めると数日かけて周囲やターゲットとする住宅をうかがい、侵入しやすいタイミングを見計らって犯行に及ぶこともあります。
したがって、一般的に安全対策がとられているとされる住宅地や集合住宅であっても油断せず、あらためて、自宅及び周辺の状況を確認して、防犯上の不足あるいは弱点となる部分があれば、独自に必要な対策を行うことが重要です。
特に、玄関及び窓のロックについては何らかの衝撃で外れることがないよう補修・増強するといった心がけが重要です。また、バルコニーや庭など不審者の侵入を察知しにくい場所には、感知システムや警報などを設置するなど犯罪を未然に防ぐ方法も検討する必要がございます。
また、万が一不審者と鉢合わせとなってしまった場合には、生命を優先し、抵抗しないように心がけることも重要です。
以上、在セブ日本国総領事館から連絡がありましたので、フィリピンに住まれている皆様は改めて注意する必要があるでしょう。
特に一軒家やコンドミニアムの低層階に住まれておられる方々は、さらなる注意をした方が賢明かと思います。
あるフィリピン在住日本人は、「フィリピン人を見たら泥棒と思え」とまで言っておりました。
また、クリスマスに近づくとフィリピンは町中泥棒で溢れかえる傾向があります。
つくづく、ぼけっと道を歩けたり、電車の中で居眠りができる日本は、本当に心地が良いなと感じている今日この頃です。
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