ただ、知っているドクターがいない場合は、セブ島での出産はおすすめできません。薦めらない理由の1つは、病院のシステムや出産時の流れが日本とは違い、振り回されることです。
日本の場合は、前もって入院して出産を待機しますが、ここフィリピンの病院では陣痛が始まってから、タクシーで病院に行き、手続きを済ませて新生児のエリアに行くのです。
私の場合は、チョンワ病院の2階の新生児エリアに行って、着替えをさせられて分娩室に通され出産の場面となったのです。
ただ、なかなか子供が出てこなくしばらく分娩室で見守り(何もできないので、家内に声をかけることしかできなかったです)、ついに出産となったのでした。
その後、母子ともに休憩をとり、そしてお部屋に入って母子とともに滞在するのです。出産費用ですが、お部屋代(1泊)が個室の場合は約6,000円(レギュラー)、スイートなら約10,000円、プレミアム・スイートが約27,000円でした。
加えて、ドクター・フィーがお部屋代とほぼ同額かそれ以上(産婦人科医代と小児科医代と発生)発生致します。
通常出産の場合はだいたい、チョンワ病院で約100,000円(個室のお部屋で)~150,000円ほどだと思います。(公立病院はかなり安いのですが、日本人の場合は母子ともに耐えられない可能性があります)
日本とは違い前もって入院するのではなく、また出産後も翌日に退院するケースが多いのです。私の場合は、母子ともに衰弱していたので、様子を見るために翌日に帰ることはできなかったので、もう1泊致しました。
日本の場合は、出産前から前もって入院される方がいたり、出産後も翌日には退院できないようですね(日本は出産後5日~6日入院)。イギリスでも、キャサリン妃が出産した当日に退院したニュースがあったように翌日の退院が通常です。
このように、出産に対しても国ごとに違い、フィリピンと日本はやはり大違いなのでした。そして、私がフィリピンでの出産をおすすめできない、衝撃の理由をこれから申し上げます。
「帝王切開が多いのです」「外国人や外国人夫の場合、特に帝王切開が多いのです」
私の周りの日本人夫をもつフィリピン人の大半は帝王切開なのです。
理由は、
・少し難しいとすぐに諦めて帝王切開をする(フィリピン人はすぐに諦めます。頑張りません)
・定かではありませんが、多くの人が言うのは帝王切開の場合は出産費用を多く取れるから
知恵袋の回答にも、同じ意見が記載されております → 知恵袋回答(フィリピンでの出産)
ちなみに、帝王切開の場合は追加で200,000円~350,000円ほどかかってまいります。日本に住民票がある方なら、フィリピンの病院で出産をしても出産一時金が出るので、儲かると考える方がいるかもしれませんが、日本での出産の方が良いと断言します!
だから、私が親しくしている産婦人科医には、「やむをえない場合を除いて、絶対に帝王切開はやめてね」と何回もお願いしたものです。
やれ、「フィリピンは出産が多いので産婦人科医は慣れている」「フィリピンの出産は安い(日本のように高額の補助はないです)」と言われてますが、母子にやさしい日本の病院がおすすめです。
ただ、私の場合はかなり信頼のできる産婦人科医でしたので躊躇なくセブ島での出産を選んだのでした。
娘は3歳になりましたが、無事に出産できたことを産婦人科医に感謝している今日この頃です。
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