以前セブ島で働いていた時には、海外旅行傷害保険の調査依頼もあり、被害者の調査もしておりました。

だから、フィリピンでの日本人が巻き込まれたトラブルにつきましては、通常の在比日本人より精通しているかと自負しております。

今回は、どのようなトラブルがあったのか?または、巻き込まれない為の対策を記載したく思います。



スリや盗難がかなり多かったのですが、スリの中にはゲイのスリがいます。彼らは、観光客に声をかけて来てソフトタッチをしてくるのですが、気がつけば財布やパスポートをやられていることがあります。だから、彼らが声をかけてきても、立ち止まらず、無視して立ち去りましょう。

次に、ぼったくりガイドです。これは、私もマニラ出張の際に遭いそうになりました。マニラのアヤラ付近を1人で歩いていた時ですが、あるフィリピン人が近づいて参り、「私はあなたの宿泊しているホテルで働いている者だ」と名乗り、「どこに行くのか?」「時間があれば案内する」 と話しかけて来たのですが、私は1人でショッピングがしたかったので「今日セブに帰るので、その前にショッピングをする。今友達と会うから、構わないでね」と追っ払ったのでした 

おそらく、ガイドを依頼すると、終了後に「ガイド料をよこせ」と法外な料金を言ってきたでしょう。こいった時も、無視するか追っ払いましょう。

タクシーのぼったくり被害もとても多いです。セブ島からマクタン空港までなら通常800円もいかないのですが、到着後に5倍・10倍を要求してくる運転手もいるのです。これにつきましては、乗車した時に必ずメーターが40ペソ(1メーター)の表示になっているかどうか確認すれば防ぐことができるのです。

そして、セブ市ではトランプのいかさま賭博被害に遭遇された日本人もいるのです。この件も実際に被害者の日本人男性から話を伺ったのですが、いきなり見ず知らずにフィリピン人から声をかけられたようです。「一人の金持ちを賭け事でかもにするのだが、人数が一人足りない。よろしければ参加しないか?」ともちかけられ、相手の自動車で賭け事の現場まで連れていかれ、逆にかもにされるのです。

かもにされた後は、多額のお金を巻き上げられキャッシングで卸すよう命じられて支払わされるのです。また、ばれにくいように携帯電話を数台クレジットカードで購入させられ、それを代金の代わりにさせられた例もありました。(すぐに現金化できるようです)

最後に両替の時でのトラブルです。外貨両替ブースでペソを受け取る際に、目の前でお札の枚数を数えて渡されたのですが、その後確かめると明らかに枚数が少ないことがあるのです。(おそらく、封筒に入れる瞬間に数枚抜いたのでしょう)

この件は、紙幣を入れた封筒を渡された時にその場で確認すれば防げます。おそらく、フィリピン人は「間違った」とか言い訳して残りの紙幣を渡すはずです。



たいていのトラブルの防ぎ方は、知らない人(フィリピン人も日本人も)が声をかけて来た時は、無視をするか、「忙しい」と言って立ち去ればいいでしょう。

しつこい場合は、「知人の弁護士と今から会う」等はったりをかませば、すぐに立ち去ります。

そして、セブ島におきましては治安が良いとされているアヤラ付近とITパークでさえ、日本人がスリ等の被害にあっているのです。

フィリピン生活では、フィリピン人のように気楽に過ごせばすぐにトラブルに遭ってしまうのです。

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