海外で成功しているビジネスやシステムは、フィリピンでは機能しないことが多いでしょう。

理由は、フィリピン人は他国の人と能力・考え方・環境・モラル等が違いすぎるからです。

例えば、自身の年収を減らして、代わりに社員の最低年収を7万ドル(約7百万円)にした決済代行会社Gravity PaymentsのCEOのダン・プライス氏のやり方を例にとります。



最初は、その計画は 「売名行為だ」等、批判が多かったのでした。

ところが5年後には、ダン・プライス氏は、「私達の会社は3倍に成長し、ハーバード・ビジネス・スクールの成功例のケーススタディとなっている」と発表しております。

また、以下の効果がでているようなのです。
・私達のビジネスは3倍に成長した
・自分の家を持つ従業員数が10倍になった
・退職金制度401Kへの支払額は倍になった
・70%の従業員が借金を返済した
・子供を持つ従業員数が10倍になった
・転職率が半分になった
・76%の従業員が積極的な姿勢で仕事に取り組んでいる、これは国平均の2倍」

しかし、これはアメリカ人だから成功したのでしょうね。フィリピン人なら、給与があがると消費や遊びに忙しくなり、余計に働かなくなるでしょう。

そして、投資にだまされ(安易に考えるフィリピン人はリスクを考えず、投資する傾向があります)損害が多くなり、ぎすぎすする人も多くなるでしょうね。

給与が少なくても働かない、また給与が多くても働かないのがフィリピン人なのです。

次に日本のビジネスを例にとります。

日本では害虫駆除サービスの中でも「ゴキブリ駆除」サービスの予約が殺到したようです。

新型コロナウイルス感染拡大に伴っての在宅勤務が増えた結果で、思いもよらないサービスが好調になるのです。

しかし、これをフィリピンに持ってきてもフィリピンでは流行らないでしょう。

中には、「フィリピンはゴキブリだらけなので成功するかも?」と感じる方がいるかもしれませんが、多くのフィリピン人はゴキブリやハエや蚊やヤモリ等と共存して育ってので、ゴキブリを見てもさほど驚かないし、自分で平気につぶすます。

わざわざお金を払わなくても、自分たちで簡単に退治するのです。(ゴキブリを見ても驚かないフィリピン人は多いです)




このように、フィリピン人やフィリピンの環境は一種特有なので、海外や日本の成功例もなかなか参考にできないことが多いのです。

だから、フィリピンで生活するのはとても難しいのです。

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