イタリア⽣まれのファインダイニングウォーター「サンペレグリノ」と「アクアパンナ」が国際スポンサーを務める「アジアのベストレストラン50」の2020年では、アジアのトップに輝いたのは、シンガポールのモダンフランス料理「Odette(オデット)」。アジアのべスト・レストラン50

前年から2年連続の受賞で、さらに「アジアのベストレストラン賞」と「シンガポールのベストレストラン賞」という2大タイトルも維持したのです。


日本は、前年と同じく50位以内に12軒をランクインさせ、国別最多数を記録しております。中でも東京の日本料理「傳(でん)」は、。前年同様の3位で、「日本のベストレストラン賞」も3年連続で維持しております。

次いで、昨年5位だったフランス料理「フロリレージュ」が7位、「NARISAWA」が9位、大阪の「La Cime(ラ・シーム)」は10位に飛躍したのと同時に、シェフの高田裕介氏がシェフ仲間の投票によって選ばれる「イネディット・ダム社 シェフズ・チョイス賞」も受賞致しました。

一方フィリピンのレストランはといいますと、44位の「トーヨーイータリー」の一軒しか、ランクしておりません。

フィリピンのレストランが上位に入られないのは、予想とおりなのです。というのも、前回の記事でフィリピンには芸術が育つ環境がないと紹介しましたが、食文化につきましても育つ土壌がないのです。

フィリピン人は、一般的に料理の味付けを濃くします。塩分・醤油・砂糖・油など大量に使います。素材の味がわからなくなるまで使うのです。

そうしたフィリピン人に好まれる料理は、これでもかというぐらい味付けした料理や激辛料理等なのです。

ちなみに、上品な味の日本食レストランに連れていっても、素材を生かす日本料理は全く彼等にはあわず、大量の調味料を使って無理やり自分達のわかる味にして食べるのです。良い素材が台無しになってしまうのです。

だから、良い料理人やレストランは育たないのです。



焼き鳥も塩焼きよりたれをどっさりとかけるのを好み、ラーメンも塩ラーメンより韓国の激辛ラーメンを好みます。

新鮮な刺身を出しても、醤油とソースと唐辛子でどろどろにして食べるのです。

そして、彼らが好きなのはジョリビーとバーベキュー(豚と鶏)なのです。日本食レストランに連れていくより、バーベキューに連れて行ったほうが喜びます。

間違って、上品な日本食レストランに連れていけば、まさに 猫に小判馬の耳に念仏豚に真珠犬に論語 なのです。

私が、長期海外滞在している時に食事に困った時は中華街で食事をするのですが、セブ島には中華街らしきものはありません。

餃子、小龍包等があればご飯やビールがどんどん進むので、とても横浜や神戸の中華街が懐かしく感じたものでした。

中華街で唯一ミシュランに掲載された【中国家庭料理 山東】  

 

       
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