保険の発祥ですが、中世ヨーロッパでみられたギルドと呼ばれる組合組織が保険の原型とされております。

ギルドでは、所属している仲間同士が互いを援助する目的で資金を積み立てる制度があり、積み立てた資金は「ケガや病気で働けなくなったときの見舞金や生活支援金」「遺族への援助金」などとして利用されていたのです。

日本に持ち込まれたのは19世紀で、福沢諭吉によって紹介されました。日本初の保険会社だと考えられているのは、福沢諭吉の門下生である阿部泰蔵によって創設された明治生命(現在の明治安田生命)なのです。



フィリピンには助け合いの精神は強いと感じますが、保険に関してはかなり遅れていると感じます。生命保険、医療保険は一般的ですが、車両保険は加入者が少ないし、その他の保険もあまり利いたことがありません。

そんなフィリピンとは違って世界には珍しい保険がたくさんあり、ほとんどがやはり保険先進国のヨーロッパが多いのです。

例えば、1900年代のイギリスに「笑い死に保険」という保険が存在しました。パフォーマンスが面白すぎて観客に死者が出たら困るということで、あるお笑い集団がロンドンの会社に要請して生まれたそうです。

同じくイギリスには幽霊によって人的被害を受けた時に保険金が支払われる「幽霊保険」というものもありました。

またオランダでは「ワールドカップ休業保険」があります。その名の通り、サッカーのワールドカップの試合当日と翌日に欠勤した社員がいた場合には会社に保険金が支払われるという保険があるそうです。以前、大会時に20%もの人が会社を欠勤して経営者を悩ませたため、生まれた保険だそうです。

他、「胸毛保険」「誘拐保険」「宇宙人誘拐保険」等、様々な保険があるのです。



私はフィリピンこそ保険が必要と感じております。

大家さんが気に入らない時に追い出されたり、大家さんが家賃を上げた時の対策としての「大家身勝手保険」や不動産エージェントが入金したお金を持ち逃げした時の「不動産代理店持ち逃げ保険」、そして「フィリピン移住失敗保険」とこれらの保険があれば売れるのではと思います。

ただ、保険金請求ばかり来るので保険会社はもうからないでしょうね。

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