2010年にフィリピンで働きだした時は、毎日のように停電で仕事がストップしました。

当時は、大統領選挙があるので政府が電気をたくさん使い市民の為の電力が不足して停電がおこると聞いたのですが、不思議なことに誰一人苦情を言わないのです。

今では、「フィリピン人は政府が決めた事には文句なく従う」「停電は当たり前」「電気は使わせていただいているので、電力会社に感謝」というマインドを理解できているのですが、当時はそんなことは知らなかったので、ストレスになっておりました。



以前、フィリピンの電気代はアジア一高いと紹介しました。(1kwhあたりの値段の場合、日本では21〜22円ですが、フィリピンでは約24〜25円とするデータもありますが、私はもっと高いと感じてます)フィリピンはアジア一高い電気代

その理由は、フィリピンの電気代が高い大きな理由は、財閥企業が独占している為に価格競争がおこらないことだと記載いたしました。

電気代は高いのですが、質はよくないのです。ちなみに、私はフィリピンではそこそこ家賃の高いとされているコンドミニアムに現在住んでおりますが、それでも2日前と3日前に停電となりました。

一応コンドミニアムには、ジェネレーターがありますが2日前には5回以上停電になり、フロントに対応を依頼しても何の変化もなしなのです。(どこのコンドミニアムのスタッフも対応は最悪)

電力会社に電話しても対応はしてくれません。面倒くさそうに適当なことを言って、すぐに電話を切られます。

そのくせ、少し入金が遅れるとすぐに電気を止めるのです。(以前、コンドミニアム管理会社で電気代の請求書が止まっていたので入金ができず、すぐに電気を止められました)

停電で電気が止まると、当然テレビ、クーラー、シャワー、インターネット等一切使えなくなります。一度、シャワーを浴びている時に停電になって泣きそうになりました・・・

ちなみに、フィリピンは1年で一番暑い月が4月・5月なのです。だから、各家庭の電力使用が多いためそれに供給がついていけていないようです。マニラでは、35度を超えているようだし、40度を超えている地域もあるようです。



しかし、停電で電力会社に苦情を言っても時間の無駄・電話代の無駄なのです。もう停電も慣れたので、停電には数パターンがあることとがわかり、対策もたててました。

また、最近は電力事情も少しはましになってきておりますので、数秒で電力が復活するパターンが多いので生活には支障を受けないようになりました。

たまに、数時間に及ぶのが来ますがその時は家族でコンドミニアムの敷地(庭・遊技場)に行って、娘と遊んで復活を待ったりしました。

住宅内だけでなく、ショッピングモールやビルもよく停電してます。リノベーションやメンテナンスで停電していたりのしょっちゅうです。

日本の戦前はこんなのだったと聞いたことがあります。しかし、フィリピン人の意識が変わらない限りは、いつまでたっても日本の戦前からフィリピンは進歩しないでしょう・・・

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