彼らのやることは不正だらけなのです。
その不正、横領の総額は約3,000億円失われたとも言われているのです。
彼らのやったことを数例以下記載致します。
約35万円のソフトウェアを購入し、約4,500万円と偽り差額をポケットにしまっているのです。
また、病院や医師とぐるになって架空の患者や偽の診断名を申告し、病院や医師等と山分けしているのです。
フィリピン健康保険のシステムでは、診断名によって払い戻される料金が違いますので、高い金額が払い戻される診断名にすることが多いとのことです。
例えば、新型コロナ患者が一人もいない北サマールの私立病院に約2,000万円の助成金を交付したことが告発されております。ほかにも、健康保険公社とドゥケ保健相の親戚が所有する製薬会社との契約など、保健相への利益誘導疑惑もあるのです。
そして、そうした不正に加担しない病院にはフィリピン健康公社は保険金の払い戻しを遅らせたり、後回しにするのです。
通常でも遅れ遅れになるフィリピンです。こうして、意図的にされるといつまでも入金されないのは容易に想像できるでしょう。
また、当初のITシステム計画に含まれていなかった約15億円が計上されており、情報通信技術省によって承認されていたと指摘されています。
このように、フィリピン人でのお金持ちは不正によって裕福になった人が多いのです。そして、このような人を正義感から排除しようとすると、大変なことになるのです。
彼らは、自分の保身には敏感なのでヒットマンを雇うこともします。昨日、セブ島の安全度のことを掲載しましたが、フィリピンでは貧困層だけでなく富裕層も危ないのです。
現に、私が初めてセブ島に行った前の年には2人の日本人経営者がバキューンされたのでした・・・
また、以前のブログにも少し書きましたが、私もドクターの親(彼もドクターでマクタン島の権力者)から狙われそうになったのでした・・・
セブ島の一番の大学を卒業しても、給与は月5万円程度です。
だから、真面目に働くのがバカらしくなり多くの人が不正、横領、汚いことをしているのです。
そうしたことが、フィリピン暦4年目か5年目頃にわかってきました。(遅いですね)
しかし、そうしたことを知っている日本人はなぜか隠して「セブ島は安全です」と言っている今日この頃です。
※よく読まれている記事
フィリピンの病院がキャッシュレス診察を受け入れた過程
アジアで多いトラブル例とトラブルの少ないクレカ
コメント
コメント一覧 (4)
はっきり言って構造の問題にしか見えません。アメリカ人が政府、役所を管理すれば汚職など無くなるように感じます。
現にマルコス政権を契機に汚職が増えたというのは、マルコスによって財閥等が持っていた既得権益をフィリピン人に持たせようとしたことが契機だと思っています。植民地時代というのはアメリカの管理方式で国が運営されていたのは当たり前であり、外資企業のようにフィリピン人の不正を仕組みで防いでいたと思います。それが無くなれば呼吸のごとく汚職に走るのは当たり前でしょう。
アメリカ式の管理はルールで縛る以上、人間性の向上は見込めないと思います。成長を諦めているからこその管理方法で、その後にルールをなくせば無法地帯の出来上がりです。
そうですね、多くのフィリピン人は良心やモラルより自分の都合や自分のことが大事ですね。政府、役所の管理簿門を全てアメリカ人にさせれば、汚職もなくなるでしょうね。フィリピン人がやっている限り、発覚して処罰しても、次に役職についた者が同じことをやるでしょうね。
何故なら 貧困層だからだ 子供は婚婚しても死ぬまで貧困層の状態だ
あるフィリピンに言われた事がある 貧困層と富裕層の格差を少しでもなくさなければ
汚職もなくならないし 治安も改善しないでしょう?
フィリピンの格差はすさまじいですね。そして、貧困層に生まれると抜け出すのは難しいです。女性なら、外国人と結婚するのが手っ取り早いですが、男性の場合は悪いことが手っ取り早いので、賄賂・汚職・他・・に走ります。