以前、フィリピン人の銀行事情を記載致しました。http://www.livedoor.me/archives/5123432.html

平均貯金額が約20,000円といわれており、また、銀行口座をもっている人は15%にすぎないのです。

なぜ銀行口座をもっていないかと言いますと、口座開設のためのお金がないからなのです。また、貯金に興味がないフィリピン人が多いのです。(お金が入れば、すぐに何かを購入します)


日本人や外国人でもフィリピンで口座開設は簡単にできます。(パスポートと外国人登録証と口座開設のお金が必要です)

ちなみに、フィリピンナショナルバンク(PNB)、メトロポリタン銀行、バンコ・デ・オロ・ユニバンク(BDOユニバンク)の3行は日本に支店や出張所を開設しています。

ただ、フィリピンでの口座開設は日本とは違って時間がかかったり(フィリピン人の仕事が遅い為)、残高が足りないと保管料が発生する(いつのまにか残高0になります)などデメリットがあるのです。

日本の銀行の普通預金の金利は0.001%ですが、フィリピンの金利はどれぐらいでしょうか?

なんと、0.25%と日本の250倍なのですね。他 インドが3.25%、中国が0.3%、ベトナムが0.1%、韓国が0.1%となっております。(いずれも、普通預金の金利です)

これだけ金利が良いフィリピンの銀行ですが、上記に記載したように口座開設のお金がなかったり、貯蓄に興味がない等で15%のフィリピン人しか銀行口座をもっていないのです。(資産運用や投資に興味をもっているフィリピン人は少ないように感じます。一方 不動産にかかわっているフィリピン人は銀行で当然ローンを組みますが、利子の計算等ができないものがほとんどです)

しかし、フィリピン人は銀行口座を持たない理由はこれだけではなく
・銀行を信用していない
・銀行員の対応が気に入らない
ということも大きな理由なのです。

よく私はブログに書きますが、フィリピンという国は貧富の差が大きく、職業差別もございます。そういった背景で、フィリピンの銀行員は偉そうでプライドが高いのです。(エリートかもしれませんが、コネ入社も多く、仕事ができない人が多い)



私もフィリピン人銀行員は嫌いです。約8ヶ月前の出来事ですが、小切手を現金に換金しにメトロバンクという銀行に行った時、身分証明証を提示させられたのですが(そのとき、永住ビザのカードを提示)、身分証明証を返されなかったのでした。

翌日に気がつき、銀行に行きましたが12月30日だったため銀行は閉まっており、ガードマンに1月2日に来いと門前払いをくらいました。

1月2日に取り返しましたが、日本とは違って電話等の連絡は一切ありません。(小切手等に電話番号は記載しているのですが)また、謝罪も一切ありません・・・

フィリピンでは、医師もそうですが銀行員も間違いやミスを頻繁にし、謝罪のかわりに言い訳で終わるのです。

そんなフィリピンに愛想が尽きかけている今日この頃です。

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