以前、レオパレスの建物よりセブ市のそこそこ高級コンドミニアムは劣るということを紹介致しました。

レオパレスの建物問というのは、天井に張るべき材料が一重、壁には遮断基準に達していない材料が使用され、外壁は耐火基準に適合しない材質を使用しているということです。



基本フィリピンのコンドミニアムは、目に見えない部分にはお金をかけません。さらに、管理会社の対応が最悪なので、フィリピンのコンドミニアムのご購入を考えている方はよくよく熟考された方がよいでしょうね。

昨年の10月ですが、私の住んでいるコンドミニアムで2つの事件がありました。住んでいるコンドミニアムは、セブ市では高級とされており、大阪市のマンションと賃貸料はさほど変わらないのです。

ちなみに、デベロッパーはフィリピン最大手のアヤラランドです。

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事件というのは早朝から断水があり、数時間水が使えません。フロント・デスクに行くと「メンテナンスが忙しいので、待て」と言われ、復旧まで5時間ほどかかりました。

そして、朝9時~11時まで2時間にわたって、ハンマーで叩いたような大きな音が上から聞こえて参りました。廊下に出ても聞こえるほど大きな音だったので、コンドミニアムのスタッフに音を聞かせ、部屋を特定し、セキュリティーガードに苦情を言いに行ってもらいました。

その後、管理会社の事務所に行き騒音のことを説明しましたが、その部屋は工事の許可を取得したので我が家が我慢すべきだと言うのではないでしょうか。(これがフィリピン式)

言い方が他人事で腹が立ったので、「今、この上でハンマーで叩いた騒音が2時間続いたら仕事ができるのか?(1日ではありません)」「私の部屋ではできるだけ音を立てないようにしている。しかし、上の階の数部屋が煩い。この場合は、静かな住民が泣き寝入りすべきなのか?」と、管理会社に抗議を行いました。

実際、管理会社に言っても管理会社は無力だし他人事なので改善されないのは承知しております。(他のコンドミニアムの管理会社も改善なし)

しかし、一応記録に残したかったので、講義をしたのです。そうすると、その部屋の大家と話してくれと言ってきたのです。(しかし、昨日大家同士で話すようにすると変更連絡が入りました)

といったように、高級なコンドミニアムでもこんな対応しかできないのです。ハード面はレオパレス以下で、ソフト面は悪徳大家並みの物件なのです・・・

※このコンドの騒音のごく一部



仮にこのコンドミニアムを購入し、誰かに貸して家賃収入を得ようとしても、様々なトラブルが起きて苦情が殺到し、ストレスがたまるでしょうね。

本来なら管理会社やフロント・デスクのスタッフがきちんと対応して解決するのですが、こんな対応ばかりなので、余計に怒りが増殖されるのです。

私だったら、このコンドミニアムは絶対にオススメしない物件です。

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