そのことは、当然フィリピン移住に向かないタイプにあてはまります。
フィリピン移住の場合は、さらにせっかちの方、敏感肌の方、潔癖症の方、持病をもたれている方等もフィリピン生活は難しくなるかと思います。
フィリピン人はご存知のように、時間にとてもルーズです。また、約束をしていても雨が降っただけでキャンセルをする人も多くいるのです。
せっかちの人がフィリピンで過ごせば、ストレスが積もっていくのは自明の理でしょう。
また、敏感肌の方がフィリピンに来れば、皮膚が荒れたり痒くなったり、又は湿疹等で悩まれる方はかなり多く見られます。
以下のような原因のケースが多々あるので、簡単に記載致します。
1.フィリピンの環境が日本に比べて悪いので、ほこり等でアレルギー反応を起こす方が多い
2.太陽の日差しが強い為 アレルギーで肌が荒れる方(特に日本海側ご在住の方)もいる
3.汗をかいたあと 細菌やかび等が皮膚の上で繁殖する(フィリピンでは肌を露出する服装が多い為、そして細菌等の数が多い)
4.ダニや南京虫のような小さな虫が多く、布団等に集まってくる
5.現地で購入した歯磨き粉、シャンプー、石鹸等があわない
6.現地で購入した服を来た後(微生物等)
以上のように、フィリピンにはアレルギー反応を起こす多くの原因があり、こういった皮膚病を患った場合は皮膚科の専門医に診察してもらわないと原因が特定できないケースが多いのです。
語学学校や日系企業にはは、契約ドクターがいるのですが(ほとんどが内科)、そのような専門外のドクターが診察して 治らないケースが多々ありました。
皮膚病は、医者なかせでもあり、けっこう診察が難しいようです。
症状が進んで、肌がボロボロになられた方もいらっしゃいました。
そして、フィリピンはとにかく虫とゴミが多いので潔癖症の方は大変だと思います。コンドミニアムの高層階でもあっても、大量の蟻やゴキブリが発生することもあります。
一軒家やアパートなら、ムカデやヤモリがよく出ます。そして、ゴミが至る所に捨てられており、雨が降ればすぐに浸水しゴミや犬の糞(野良犬がとても多いです)まで流されてきます。
だから、上記の理由で敏感肌の方や潔癖症の方々は、フィリピンでの中期以上滞在は差し控え、移住先の人気ランキングの上位国マレーシア等へのシフトも視野に入れるのもありでしょう。
ただ、花粉症の方(花が少ないため、花粉があまり氾濫しない)や腰痛もちの方においては、フィリピン滞在は楽になるでしょう。
海外移住前は、メリット、デメリット、向いているかどうか等数ヶ月テスト期間を設けるのが良いでしょう。
フィリピン移住者の悩みを解決
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