先日、民主化デモ「雨傘運動」を主導した学生団体の元幹部、アグネス・チョウこと周庭(しゅう・てい)さんが国家安全維持法違反の疑いで香港警察に逮捕されました。

一生懸命香港人の自由、民主主義を守るために頑張っただけで、逮捕されたのです。

日本人からすれば、ありえないことでしょう。



そして、私はフィリピンに約7年住んでいて何回か「フィリピンには自由がない」または、「裁判沙汰にされる」という出来事がありました。

実は、フィリピンも自由がなく、何も悪くなくても逮捕されたり、拘束されることはあるのです。

例えば、あるフィリピン人医師ともめたことがあったのですが、正直に言っただけで、「今の言葉は侮辱だ。弁護士を通じて訴訟する」と言われたことはあります。(その父にも、別件で脅されたことはあります)

また、ブログに書いた記事に対しても「名誉毀損で訴える」と言われたこともありました。ちなみに、フィリピンには報道の自由は乏しいのです。

そして、最近はやはりフィリピンのロックダウンを見て自由のない国だなと感じざるをえません。一千万人以上失業者が出ても、この有様ですから。



多くの人は、フィリピン人は約束も守らないし、時間も平気で遅れるし、顧客へのサービスもしないので、自由な国だと思っているかと思います。

しかし、約束を守らないことや時間に縛られないかわりに、好きなことや信念を報道できない、書けない国なのです。

また、無実でも警察の勘違いや、でっちあげ等で、警察の権力で普通に拘束されるのです。(弁護士が来ないとやりたい放題されます)

そして、抵抗すると前触れなくバキューンされる国なのです。

フィリピン滞在、及びこの度のアグネス・チョウこと周庭事件で、日本の自由さを改めて感じている今日この頃です。

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