そして、ドゥテルテ大統領も自身が難病の重症筋無力症という難病を患っていることを明らかにしております。(この病気は、フィリピン医師会によりますと、重症筋無力症は目や口、顔、手足などの筋肉が正常に動かずに話しにくくなったり、物を飲み込みにくくなったりする症状を引き起こすのです。)
今回は、世界の難病・奇病を症状数からランキング形式で紹介したく思います。下記、ネット記事からの抜粋です。
10位 色素性乾皮症(発症確率:25万人に1人)
通常、人体が日光に含まれる紫外線に晒されると細胞にダメージを受け、赤く腫れて表皮が剥離するといった日焼けを起こします。通常の人はダメージを受けた部分を修復する能力があり、しばらくすると健康な状態に戻ります。しかし色素性乾皮症患者はこの修復能力が生まれつき極端に低い為、受けた皮膚のダメージが慢性的に残った状態となり、やがてガン細胞が増殖し、皮膚ガンのリスクが通常の約2000倍にまで跳ね上がってしまうです。
9位 先天性無痛無汗症(発症確率:75万人に1人)
この病気は痛みを感じることができないのです。例えば高温のアイロンに触れてしまったり、骨折をしてしまったりして、人体に深刻なダメージを及ぼす状況に陥ったとしても、その危険を知覚することができないのです。加えて汗をかくこともできません。その為夏は特製の冷却ベストを身につけ、帽子を常に被っている必要があります。また、体温が上昇してしまうことから殆どのスポーツは行えません。
8位 進行性骨化性線維異形成症(発病確率:200万人に1人)
この病気は筋肉が骨に変わっていき、関節を曲げることができなくなるどころか、進行すれば呼吸までもが困難になる恐れのある難病です。多くは2~3歳の小児期から全身の骨格筋、筋や靭帯等が徐々に骨になってしまい、腕や足だけでなく、全身の可動部が進行的に減り続けてしまいます。
7位 致死性家族性不眠症(発病確率:1000万人に1人)
現代社会において過度なストレスや不規則な生活習慣により、多くの人が不眠症で苦しんでいます。一方、致死性家族性不眠症はどんなに寝つこうとも眠ることができなくなる究極の不眠症、一言で言えば眠る能力を失う病気です。罹患者は、死ぬまで絶対に睡眠を取れないという生き地獄に苛まれることになります。
6位 小人症(世界での確認例:およそ100人)
原初小人症を罹患している人々は身長の発達が著しく遅く、骨が薄く脆弱で、脳の発達に障害があることも多く、身長は1メートルを超えないことが殆どです。また、小人症の多くは短命で、脊髄の湾曲や心臓の疾患、動脈瘤のリスクも高くなります。
5位 多毛症(世界での確認例:およそ50人)
この病気の罹患者には本来であれば体毛が発生しない部分におびただしい発毛が見られます。多毛症は体毛が一般の人よりも多く生えるというだけで、致死性の病ではありません。しかし、その異様な見た目から、社会的な生きづらさを感じずに生きることは不可能に近いでしょう。
4位 水アレルギー(世界での確認例:およそ35人)
名前の通り水に反応する。自分の体の涙や汗、唾液などにも反応し、皮膚に水がかかるとおよそ15分後に当該部位が赤く腫れ、痒みや激痛を伴う。この症状は2時間ほどで治まるが、患者は相当辛いという。なお、アレルギー疾患ではなく皮膚疾患であるため、体内の水分は害をなさない。
3位 超記憶症候群(世界での確認例:およそ10人)
この病気はハイパーサイメシアとも呼ばれ、見聞きしたすべての出来事をつぶさに記憶し、過去の出来事がまるで今その場で起きているかのように思い出せてしまうほど、物事を詳細に記憶してしまうものです。一見すると超人的な記憶力を持つという超能力者のように聞こえるかもしれませんが、全ての物事を記憶してしまうということは、言い換えれば忘れることができなくなるのです。
2位 新生児早老症様症候群(世界での確認例:およそ3人)
この病気は体脂肪の蓄積を阻害し、体重が増えなくなるという非常に稀な疾患です。脂肪を体内に蓄積することができず、命を繋ぐ為に絶えず栄養を補給しなければならない為、外出先であろうと寝室であろうと1日に成人の2倍から3倍のカロリーを摂取しなければなりません。
1位 新型コロナウイルス/微陽性反応(世界での確認例:2人、坂本勇人、大城卓三)
現在、世界での感染例が1000万人を超え、猛威を振るう新型コロナウイルスですが、未だに2人しか確認されていない状態が微陽性反応です。健康診断や病気の検査においては、陽性・陰性の2種類しか当てはまらない。感染症専門家達も「初めて聞いた。学会や専門家の間でも使われていない」
今回は、難病・奇病と呼ばれている病気を紹介したのですが、なかなか理解されないケースが多いと感じます。
また、他にも見た目わかりにく難病も多く存在しますので、少しでも他人の辛さや困難さを理解し、思いやる気持ちをもてればと思い記事に致しました。
私自身も、体調の悪い同僚等に対して気遣いできるように努めております。まずは、家族や周りに対して意識していこうと感じている今日この頃です。
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コメント
コメント一覧 (1)
住む野生動物に寄生して生息していたのかもしれませんね
その動物を公設市場販売すればあっという間に人間に感染
するでしょう
梅毒がユカタン半島の極めて限定された地区の村の「風土病」
でしたからね