理由は、マススクで施術部分を隠せるのことと、在宅勤務が増えたのが理由とみられております。
アメリカ、日本、韓国、オーストラリア等で、唇を厚くする、しわを取る、鼻の形を整えるといった手術の件数が増えているのです。
アメリカの美容整形外科医ロッド・J・ローリックさんは、患者がかなり増えていると話しました。また、手術を望む人はふつう、自宅での回復期間を考慮に入れて検討する。しかし現在は多くの人が在宅で仕事をしているため、その必要がなくなったのも増加の要因になっているとのこと。
「自宅でしっかり回復できるし、鼻の整形やしわの除去をした後に外出することになってもマスクを着けることができる。みんな普通の生活に戻りたいと思っていて、自分の望むような外見を手に入れることもその一部になっている」だそうです。
美容整形大国のソウルも、「コロナウイルス禍にもかかわらず、昨年同期と比べて患者数は1.5倍になる見込みだ」とソウルのBK病院の広報担当者は話しております。
また、「オンラインの問い合わせ件数が急増している。オンラインで相談を受け付け、渡航制限が解かれた時のために、患者が前もって準備できるようにしている」とも話しております。
(↑ 韓国の整形の一例です。左側が施術前で右側が施術後)
美容整形の例をみますと、フィリピン人のエロウェ・アルヴィソさんというモデル志望の方が、10代だった2012年に、313フィリピンペソ(約680円)という信じられないような激安価格で、鼻とアゴの美容整形手術を受けたのです。
一方、フィリピンはどうでしょうか?
フィリピンは、整形があまり進んでいないことと、ロックダウン中規定が厳しくオープンができないということで、がらがら状態でしょう。
フィリピンでは、以前も紹介致しましたがモデル志望だったエロウェさんが、整形手術で失敗したこともあり、余計に人気がない要因でしょうね。
失敗の詳細は、整形後は鼻筋がシュっと通り成功したかに見え、念願叶ってモデル事務所と契約を交わしたのですが、手術から2年ほど経った頃、鼻とアゴの形が変形し始めたのです。http://static.techinsight.jp/wp-content/uploads/2016/09/Ellowe-Alviso1.jpg
整形を施した医師を訪れ説明を求めると、鼻とアゴに入れられたのはシリコンではなく、蝋(ロウ)とワセリン、封水剤(排水の悪臭を止める液体)の混合物だったとのこと。
かわいそうにも、鼻とアゴには大きな傷跡が残り、モデル事務所との契約を失ってしまったのでした。
フィリピンでは、整形手術だけでなく、病院での治療でも普通に失敗が多いので、整形手術は大冒険ですね。
フィリピン人の多くは、他人の痛みはわからない、そして他人の体であっても確認せずに適当に処置するといった傾向がありますので、整形手術はフィリピンではしないほうがいいでしょうね。
おそらく、フィリピンではとんでもない格安料金でしょう。口コミで、ありえない料金を聞いたこともあります。
しかし、失敗して元に戻すのに多額のお金がかかるのです。安かろう悪かろうは、フィリピンでは当たり前なのです。
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コメント
コメント一覧 (3)
にはお金の使い方を工夫して欲しいです
例えば「急な出費」とか嫁さんの病気
子供の怪我とかイロイロ考えられますね
やはり全額の給料を浪費するするのでしょうか
そうですね、フィリピン人にはもっと使いようがあります。医療保険や将来の子供への教育資金等に使ってほしいものです。
我が家に巣食うフィリピーナは唇を厚く手術したのかと思いきやリアルでした
「たらこちゃん」と呼んでます(笑)