今回は、韓国の不買運動とフィリピンの不買運動について述べていきたく思います。

韓国の場合は、1年ほど前からノー・ジャパンを掲げ、日本商品の不買のみではなく、日本への旅行もボイコットしています。

レコード・チャイナによりますと、昨年8月、日韓の空路は60%以上が閉ざされ、特に日本の小都市路線は完全になくなったのです。



しかし、日本路線を縮小した韓国のLCCの業績は悪化し、昨年は数百億ウォン(数十億円)台の赤字を出する会社が続出したのですが、「新型コロナウイルスの影響で韓国の航空会社は『枯死状態』に陥った」と説明している有様なのです。

また、今年1~3月期に利益を出したところは1社もなく、中でもイースター航空は5カ月間にわたって役員や従業員の給料を支払えずにいる状況だというのです。

自動車産業でも不買運動を試みたが、文在寅大統領が環境対策車の普及を公約に掲げている為、ハイブリッド車を買うにはトヨタとホンダ以外に選択肢はないので、不完全な不買運動になっているようです。

さらに滑稽なのは、ソウル市中区庁は「NO JAPAN」旗を1100枚発注し、韓国中に「ボイコットジャパン」や「NO JAPAN」と印刷された横断幕やポスター、ステッカーが氾濫させたのですが、ソウルの中区で旗に印刷できる印刷機は日本製しかなく、ポスターやステッカーを印刷する機械もほとんどが日本企業が印刷原料を供給したのです。

一方、私の住むセブ市やフィリピンでは感情的になってボイコットをすることを、あまり見ません。聞いた話では、かなり前にペプシコーラの不買運動がおこり、人気の飲み物がペプシコーラからコカコーラに変わったのです。

不買運動の理由は、ペプシコーラがフィリピンの砂糖を使わないというだったのです。

他、南シナ海問題で中国とこじれた時に中国製品の不買運動の話をたまに聞いたりもします。



不買運動を見ても、フィリピンは実はしたたかで、きちんと代替案のある商品に対して行っております。

韓国の場合は、日本の技術や日本が落とすお金無しではやっていけないのに、感情に任せてボイコットをし、自分たちの首を絞めているのです。

いっそのこと、韓国はもっと技術力を上げて日本無しでやっていけるようになった方が、日本にとっては有難いでしょう。

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