先日中国メディアの今日頭条が、中国人が日本人をうらやましがっている理由の1つとして、日本の社会保障を挙げ、その手厚さを紹介する記事を掲載しております。

その記事には、“医療面”、“国民皆保険制度”等にスポットがあてられてました。例えば、「医療面」では、日本には最先端技術があるだけでなく、小さな病気は小さな病院へ、大きな病は大病院に行くため効率も良く、医薬分業なのでぼったくられる心配がないと伝えた。



ある中国人のコメントでは、良い医療を受けるための病院の診察費用は高額で、庶民が簡単に受診できる病院ではないのです。貧困層ともなると、医療のセーフティーネットなど全く存在しないと言い、「高額な医療費を自己負担する必要がありますが、そんなことはもちろん不可能です。結果として、貧困層こそ病院に足を運びません。たとえ新型コロナウィルスを原因とする肺炎に罹患したとしても、座して死を待つより他に方法はないのです」といった深刻な状態なのです。

また、「国民皆保険制度」のおかげで医療費の自己負担がわずか30%で、高齢者はさらに少なくて済み、医療費が一定額を超えると政府が負担してくれる国民に優しい制度だと紹介。それも、日本に住む外国人も保険に入れると魅力を伝えた。

他にも、少子高齢化の進む日本は、「出産と育児」の支援にも積極的だと伝えている。出産すると42万円の補助を受けることができ、産休、育児休暇を取ることができ「男性も取れる」と紹介。男性の育児休暇はまだ珍しいが、それでも子育てを祖父母に任せる習慣のある中国よりも進んでいると言えるだろうと記載されていたのです。

実は、フィリピン人達も中国人と同じことを言っておりました。

というのも、フィリピンも上記にあげた「医療制度」「保険制度」が惰弱なのです。出産費用が日本に比べて安いということもあり、出産時の補助金もありません。

フィリピンの医療システムは、公立病院は安いのですが、私立病院はかなり値段が高いと思います。セブ市で言えば、チョンワ病院とセブドクターズホスピタルがそうなのですが、中流層以上のフィリピン人はたいした病気でもないのに、私立の総合病院に殺到します。

料金は各クリニックによって違いますし、手術代や入院費用も料金体系が不透明です。コロナで入院した患者が数百万円請求されたケースもありました。

また、国民健康保険制度に関してですが、日本における国民健康保険制度のようなものは、一応は中国にも存在します。が、国営企業に勤めるエリート社員でもない限り、入れるものではないのです。

フィリピンの場合は、フィルヘルスという保険制度がありますが、戻ってくる金額は小額でたいしたサポートにもなりません。

また、前述のようにそこそこ施設の整っている私立の総合病院は、値段が高く中流層以上がやっといける始末です。信じられないことに、入院の際には料金は先払いで支払い能力のない人は治療を受けることもができないのです。

一方富裕層の患者達は、マニラの聖ルークス病院のような豪華な病院に行くのです。ちなみに、この病院は高級感あふれるロビーやフロントデスクの対応は高級ホテルのようで、アジア、ミクロネシア、中東、ヨーロッパ、アメリカなど世界中から患者を受け入れており、2012年に「世界の最も美しい病院」に選ばれ、さらに2014年には「世界のベストホスピタル2014」にも選ばれているのです。



それに比べて、日本の場合は国民健康保険のおかげで医療費はさほど高額にもならないし、またほとんどの日本人医師が最低限のレベルを保っているので、満足できる治療が受けられるのです。

中国やフィリピンのような不公平さもさほどなく、ある程度平等に医療サービスを満喫できるのです。このことは、日本にいればなかなか気づかないのですが、国民にとっては有難いことなのです。

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