フィリピンで昨年の9月頃に犬に噛まれた男性が、先週に豊橋の病院で狂犬病でご他界された記事を掲載致しました。

フィリピンの場合は、ほとんどの犬が狂犬病の恐れがあるので外出時は絶えず注意をしなければならないのです。致死率100%の狂犬病・セブで犬に噛まれた数十名



そして、フィリピンは6月・7月の雨季にはデング熱も流行しやすいのです。理由は、蚊だらけのフィリピンが、雨季の時期にはよりいっそう蚊が発生するからなのです。

デング熱の概要、症状等を簡単に説明致します。

《概要》
デング熱とは、デングウイルスに感染することで発熱を来す病気です。多くは数日間の発熱期間で自然に治りますが、まれに自然治癒せず「デング出血熱」と呼ばれる重い病気を併発するケースもあります。 主に東南アジアや南アジア、中南米等の熱帯地域に流行します。

《原因・感染経路》
デングウイルスを持っているネッタイシマカやヒトスジシマカに刺されることで感染します。人から人へ感染することは通常ありません。

《症状》
感染してから発症するまでの潜伏期間は、通常3〜7日(長くても15日)です。インフルエンザに似た症状や経過を示すことが特徴で、38~40℃ほどの高熱が出るほか、頭痛(特に目の裏の痛む)、吐き気、嘔吐、関節痛、筋肉痛が現れます。解熱し、治りかけた頃から、発疹が胸や胴体、背中から始まり、次第に手足や顔面にも広がっていきます。多くの場合は1週間ほどで自然に回復しますが、一部の患者は症状が重篤化し、肝臓の腫れや血小板の減少、消化管や鼻からの出血、ショックといった症状を示す「重症型デング」という状態になることもあります。

以上デング熱の概要ですが、私自身も約10年前にデング熱にかかったのですが、かなりきつかったです。当時、セブの大学に通っていたのですが、高熱が続いて1週間ほど学校を休みました。

デング熱の厄介なことは、治療薬がないことです。(予防接種・ワクチンもなく、対処療法になります)だから、デング熱のかかった日本人はだいたい病院で1週間程度入院させられ、点滴によってビタミンや水分補給、免疫力アップを図ります

デング熱は人から人への感染はなく、ウィルスをもった蚊(ネッタイシマカやヒトスジシマカ用)から刺された時に感染するので、新型コロナや麻疹や風疹のように大流行はしません。

セブの医療機関で働いてる時に医師から頂いたアドバイスは、
・蚊が多くいる場所には近寄らない
・長袖の服と長ズボンの着用で露出部分を少なくする
・虫除けスプレーをこまめに使用する

しかし、セブ島では蚊はそこらじゅうにいるので、近寄らないということはひじょうに困難です。というのも、蚊は水たまり、排水溝、放置されたペットボトルや空き瓶、植木鉢の皿等で発生するのです。

待ち合わせ中、または乗り物を待っている数分で、多くの蚊が寄ってくるのでボーとすることはできないのです。



今、フィリピンでは新型コロナが大流行しております。(いまだに・・)ロックダウン中にもかかわらず、どんどん感染者数が増え30,000人を突破しております。

当然、新型コロナ対策(マスク、消毒、なるべく触らない等)をしなければなりません。そして、外出時はたえず緊張して野良犬や蚊がいないかもチェックしなければならないのです。

昨年はフィリピンでデング熱患者が20万人以上発生しました。今年も多く発生するかと思いますが、今セブ市はICUや入院施設が満室で受け入れができないので、昨年までとは違ってデング熱になってしまうと大変なのです。

実はデング熱の感染は、1回目より2回目の感染時の方が重症化しデング熱出血熱に至る傾向があるのです。その理由ですが、ドクター曰く「一度感染し、血清中に既にデング熱ウイルスに対する抗体が存在すると、2回目に別のデング熱ウイルスに感染した時に、ウイルスが血小板を破壊しやすくなる」とのことです。

だから、6月になって以来、外出時は虫除けと消毒液を体中に塗りたくって、蚊に怯えている今日この頃です。

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