昨日の未明に、大統領より6月16日以降のフィリピン各都市の隔離措置及び外出制限のガイドライン発表がありました。

そして、昨日の午後に在フィリピン日本大使館から各都市のまとめをメールで送られてきたので、シェアしたく思います。

ECQ、MECQ、GCQ、MGCQとありますが、右に行くほど隔離措置が厳格です。



1 6月15日,フィリピン政府は,6月16日から30日までのフィリピン各地におけるコミュニティ隔離措置を次のとおり変更することを発表しました。

(1)強化されたコミュニティ隔離措置(ECQ)を課す地域
セブ市

(2)修正を加えた強化されたコミュニティ隔離措置(MECQ)を課す地域
タリサイ市(セブ市の隣)

(3)一般的なコミュニティ隔離措置(GCQ)を課す地域
・マニラ首都圏全域
・カガヤンバレー地域(地域2)のカガヤン州、イサベラ州,キリノ州,ヌエバ・ビスカヤ州
・中部ルソン地域(地域3)のアウロラ州,バターン州,ブラカン州,タルラック州,オロンガポ市
・カラバルソン地域(地域4A)のバタンガス州,カビテ州,ラグーナ州,ケソン州,リサール州,西ミンドロ州
・中部ビサヤ地域(地域7)のボホール州,セブ州,東ネグロス州,シキホール州,マンダウエ市,ラプラプ市
・ダバオ市
・ザンボアンガ市

(4)修正を加えた一般的なコミュニティ隔離措置(MGCQ)を課す地域
 上記(1)から(3)まで以外の全地域

2 コミュニティ隔離措置のレベルに応じた具体的措置内容については,下記リンク先の「フィリピンにおけるコミュニティ隔離措置に関するオムニバス・ガイドライン」,分野別のガイドライン等を参照してください。

3 特定のコミュニティ隔離措置のレベルに指定された地域であっても,市やバランガイの単位でより厳しい隔離措置が課される場合もあります。滞在されている地域の地方行政機関の発表にも十分に注意し,それぞれの地域の条例,指示等に従って,トラブルを避けるように努めてください。

4(1)6月3日から,ニノイ・アキノ国際空港発着便を中心に,フィリピン国内線の運航が一部再開されていますが,混乱も見られます。ご利用の際は,各航空会社のウェブ・サイト等から最新の情報の入手に努めてください。

(2)国内線への搭乗,州境をまたぐ国内移動等に際しては,原則として,警察署で発給される移動証(トラベル・パス)の携行が必要になります。また,航空会社,発着地・移動先の地方政府等から,移動証以外の書類を求められる場合もあります。詳細については,ご利用の航空会社,関係の各地方政府等にご確認ください。

以上ですが、国内線と国際線はフライトキャンセルがとても多いです。フィリピン航空とセブパシフィック航空の予約については、当日のチェックインまでは本当によめません。

セブ島留学やインターン等でセブ島から帰っていない方がはまだ少しいるようなので、心配ですね。

隔離措置につきましては、私が住んでいるセブ市は一番厳格なECQに逆戻りです。そして、一番厳格なECQはセブ市のみです。

ただ、発表前からセブ市はGCQからきつい措置に戻されると覚悟はしておりました。(周りの日本人からはそれはないと反論されましたが)

私が覚悟した理由は下記6つです。
・隔離措置中にもかかわらず、セブ市の感染者は毎日100名以上増加
・全フィリピンで感染者数がトップ(80のバランガイ中61のバランガイで感染者を出している)
・マニラと違って感染者への隔離施設や病院のICUに余裕がない
・セブ市のフィリピン人がルールを隔離措置のルールを守っていない
・セブ市長が感染者増に対しての言い訳が多く、厳しい隔離措置にして見せしめにされる
・フィリピンの経済はマニラ首都圏が回っていれば問題なし

以上のことから、外出制限がより厳格になると予測しておりました。決定するのは、市長や知事ではなく大統領(新興感染症管理に関する省庁間タスクフォースのアドバイスのもと)なのです。希望的観測や主観を除けば、より厳格になるのは容易に予測できるのです。



昨日からセブ市が外出制限がより厳しくなったのですが、実際警察の数がかなり増えたと感じました。

私は、仕事の為アヤラ付近からITパークまで行ったのですが警察の数が普段の3倍ほどでした。聞くところによりますと、マニラから警察部隊が投入されるようです。

3月下旬からロックダウンに入りましたが、セブ市はその時期は感染者数はたったの20名ほどでした。しかし、ロックダウン中にどんどん増加し今や約3,500人なのです。

「ロックダウン中にここまで増えるか?」と思います。一部の貧困層のエリアは、ぎゅうぎゅうにつめられて生活しているので仕方ないのですが、それにしても増えすぎです。

本来なら、6月16日から多くのレストランがサービス提供の準備(6月1日からテイクアウトだけ)をしていたのですが、ほとんど全てのレストランはまたもやクローズです。

それにしても、セブ市は3月28日以来ロックダウンとなり、公共の乗り物(ジプニー、タクシー等)のサービスがなくなり、食材屋と薬局以外はほとんどクローズです。

先週、散髪屋さんがオープンしたので散発は行ってきました。(散髪屋は再度クローズ)しかし、スポーツジムは3月下旬にクローズして運動ができてません。(MGCQになればオープンです)

いったいいつになれば、MGCQになるのやら。今年中になってくれればいいわと開き直っている今日この頃です。 

       ↓ランキング応援お願い致します
このエントリーをはてなブックマークに追加 にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ 人気ブログランキングへ