中国にはたくさんの富裕層がおり、彼らは日本に来て多く買い物をして帰ります。
電化製品で数百万円費やす中国人も珍しくなく、また日本のタワーマンションまで買いあさっていたのです。
そんな中国人は、日本の観光地にある旅館を買収しようと目論んでいるようです。
産経新聞によりますと、富裕層の中国人が新型コロナウィルスの感染拡大で客足が途絶えた旅館を格安価格で手に入れようとしているそうです。
現在、渡航制限で来日ができないため、日本の代理人を通じた“オンライン視察”で物件の確認に勤しんでいるのです。
旅館の運営会社によりますと、新型コロナの蔓延で客室稼働率は昨年の同時期より9割低下しているのです。
そして、ホテルや旅館の売買仲介事業などを行うホテル旅館経営研究所によりますと、箱根や伊豆、熱海、富士山周辺の和風旅館が中国人に人気だと言われております。近い将来、このあたりの旅館一帯が中国資本になって、観光業が中国に乗っ取られる日が近いかもしれません。
かくいう、フィリピンはさらに深刻なのです。というのも、フィリピンの電力供給網は中国政府の支配下にあり、何かあれば中国によって遮断される可能性があるという内部報告書の存在が昨年明らかになったのです。
具体的に言いますと、電力システムのハードウェア自体はフィリピンが持っているのですが、その運用をしているのは「National Grid Corporation of the Philippines(NGCP)」という民間企業で、その民間企業の最大の出資者が、中国の電力会社「国家電網公司」というわけなのです。(株式の40%を保有)
さらに、フィリピンのNGCPの現場には中国人技術者が送り込まれているだけでなく、送電システムの管理もされているのです。
中国はこのように、多くの民間企業を買収等によって入り込みコントロールしようとしているのです。
日本もフィリピン(南シナ海領有問題)も中国と領土問題がありますが、領土の方も経済を使ってじわじわと乗っ取りにかかって来るでしょう。
フィリピンの場合は、近い将来もし弱腰の議員が大統領になってしまうと一気に中国が食い込んでくると脅威に感じている今日この頃です。
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コメント
コメント一覧 (4)
中国人による買いあさりが続いて
います 法律を改正して外国人の
不動産取得を制限するべきでしょう
中国人留学生も母国に帰らないで
日本で就労・定住者が毎年約一万くらい
増加してます
中国人は北海道にまで進出しているのですね。どんどん中国人が日本に進出してくるので、法の規制が必要でしょうね。
そうすれば、公平ですね。