以前、フィリピンの電気代はアジア一高いと記事に書きました。(1kwhあたりの値段の場合、日本では21〜22円ですが、フィリピンでは約24〜25円とするデータもあります)

フィリピンの電気代が高い大きな理由は、財閥企業が独占している為に価格競争がおこらないことだと言われております。

フィリピンでは、住む地域によって電力会社は決まってしまうので価格設定はに文句を言えないし、クレームを言っても取り合ってくれません。



そんな高い電気代を様々なフィリピン人オーナーが節約しようと強行致しますので、お客側にしわ寄せが来るのです。

レストランで食事をしていると、どうも暑かったので「暑いから、冷房の温度を下げてくれ」と頼んだのですが、「節電してるから駄目」って直接言われたこともあります。

「やはり、フィリピン人だなあ」て思いながら食べていると、他のお客さんが2組ほど帰ると、なんとエアコンの電源を消されてしまいました 年中夏だから、こたえます・・・

そして、私の以前の職場近くのセブン・イレブンはいつ行ってもエアコンがとまっている為、店内はいつも暑くチョコレートがとけているほどです。

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そして、上記のように冷蔵庫が30度の設定なので全てのジュースは生ぬるいのです。なぜ、冷蔵庫が30度に設定されているかわかりますでしょうか? 節電です・・・

また、レストランと違い、サリサリのような小さなお店も節電に一生懸命なのです。だから、ジュース等が飲めたものではないのです。



そんな場合、フィリピン人達は氷を使って対処しているようですが、ほとんどの氷が水道水を凍らせた氷のように思えて、私は氷を一切使わないので、ぬるいジュースを飲まされるのです。アメーバ赤痢に感染する事を思えば、ぬるいジュースを飲むほうが数倍ましなのです。

といったように、フィリピンではお客さんはこういった扱いを受けるのがざらなのです。日本のように、丁寧な扱いはされないので、フィリピンに来たときは驚かないでください。

スーパー等では、商品を選んでいる時など、店員から邪魔者扱いされるぐらいですから。

フィリピンでは日本と違って、商品を売ってあげている、食べさせてあげている、電気を使わせてあげているというスタンスなのです。



そして、最後にマニラの電力会社の殿様商売ぶりを紹介致します。現在ロックダウン中で家の中での生活が多くなるので(かつフィリピンは4月・5月がとても暑い)電気代はあがるのですが、多くの人に通常の倍~5倍ほどの請求が来ているようです。

なぜこのようなことがおこるのかと言いますと、請求書の送り主であるマニラ電力4~5月の電気代は各利用者の平均消費量から算出したと釈明しているようです。

今後、実際に使った量に基づいて請求書を再作成するのでしょうか? フィリピンの電力会社は請求書を届けるのが遅れて、消費者が払い込みができなくても普通に電気を止めるので、きちんとした対応をするとは思えないのですが・・・

フィリピンは電気代が高いので盗電が多い

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