昨日、埼玉県は八潮市の全市立小中学校計15校で給食を食べた児童と生徒、教員計3453人が病原大腸菌による食中毒を発症したと発表しました。

幸いなことに、重症者はおらず全員快方に向かっているそうです。

そして、保健所は全校に給食を提供した市内の給食センター工場を、同日から3日間の営業停止とし、原因食材の特定などを進めております。



いつもながら、日本の対応は非常に早く適切ですね。以前も、記事で共有致しましたが、日本の場合食中毒の疑いがあれば下記の流れになります。

患者さん、又は医師が保健所に電話 → 保健所の職員が調査 → 原因特定 → 対策

日本では、お医者さん達には食品衛生法のもとで食中毒の疑いがあれば、保健所に届ける義務があります。

ここで、食中毒の原因と症状を記載致します。

《原因》
細菌、ウイルス、化学物質、寄生虫、動物性・植物性自然毒、その他腐敗したり傷んだ食べ物等。

《症状》
食中毒の代表的な症状は、腹痛、下痢、嘔吐といった胃腸障害や発熱。症状の激しさや、食事から発症までの時間は、原因物質によって異なります。

日本の食品会社やレストランやケータリング会社等は、厳しいガイドラインやルールがありますが、それでも食中毒を出してしまいます。

そして、日本の場合は食品衛生法のもと食中毒の疑いがあれば医師達が保健所に通知し、保健所が原因特定に動きますので、食中毒を出した施設はその後改善されるのです。



一方、私が住んでいるセブ島ではどうでしょうか? 私が、以前セブ島の病院(セブドクターズ・ホスピタルとチョンワ病院)で働いていた時にも、数百人もの下痢・食中毒の日本人患者さんを見てまいりましたが、医師達がフィリピンの保健機関に通知をしたことは一度もなかったです。

そういったことで、フィリピンのレストランでは食中毒が出ても普通に営業をしております。保健所からの立入り検査もなければ、営業停止もありません。

だから、野放し状態なのです。そして、ある日本人の方があるレストランで食中毒になった後に、そのレストランに出向いて「あなたのレストランで食べた後に調子が悪くなった」と伝えたのですが、逆にレストランから「証拠はあるのか?名誉毀損で訴訟するぞ」と逆切れされたのでした・・・

そして、セブ島では日本食レストランだからといて安心もできないのです。日本食の場合は、刺身や寿司等食中毒を起こしやすいメニューが多く、ほとんどの日本食レストランはフィリピン人が料理を作り、またはフィリピン人スタッフが食材の管理をしている状況なのです。

10年前からセブ島の日本食レストランを見てきてますが、食品の知識や衛生の知識のある日本人が経営や現場に携わっているレストランは少ないと感じております。

私は、関西空港内の海外の航空会社の機内食を作っている会社で働いた経験があります。そこでは、どのように細菌を防ぐのか、食べ物の管理、食品の温度管理、食器やスプーン等の消毒、従業員の身だしなみ(食品を扱う人のエプロンや防止、靴、等のユニフォーム)、全てが決められ規則だらけでした。

例えば、トイレに入る時はユニフォームは全て脱いでトイレから出た時にまた着用する、または食品ゾーンに入る時は全身消毒される等、徹底した対策がありました。

だから、日本人が管理していても食品に携わったことがない人が経営しているレストランやフィリピン化した日本人がいるレストラン(フィリピン人スタッフを厳しく管理できない)は信用できないのです。

セブ島レストランでは
・おそらくマニュアルがなく、一人一人の意識がとても低い(食中毒を出しても営業できるので)
・多くの日本食レストランはフィリピン人従業員で成り立っている
・フィリピンは普通に菌が多く、蚊、ゴキブリ、ハエ等も多く不衛生
・年中夏だが、食材の保管方法をきちんとしているのか疑問
といった現状でしょう・・・

それでは、どこのレストランが安心できるの?と思われますが、私は以下のレストランなら安心してオーダーできるかと思います。

・韓陽苑(オーナーが料理人で毎日調理場で自ら料理しております)
・一力茶屋(女将がとても厳しく、これまた毎日従業員に目を光らせてます)

他、松乃家(日本でも7店ほどあります)やドラムカン焼肉粋(レバ刺しとユッケが食べられます)も安心できるかと思いますが、まだ数回しか行っていないので断言はできません。

よくブログ等で、・・レストランに行きました。おいしかったですとか書いてますが、そこは何回か食中毒出てるんだけどと思ったりもしているので、私は他人の記事はほとんど信頼しません。繰り返しますが、たかだか1回・2回行っただけではあてにならないです。(調理している人は頻繁にやめ、移り変わるし、マニュアルに沿っているか怪しい為)

生ものに関してですが、私は基本日本食レストランでは生ものは食べないのですが(一度セブ市で食中毒になった為)、韓陽苑ではユッケを食べますし、一力茶屋では刺身・寿司を食べます。

この2つのレストランでは、日本でいる時以上に安心して食べてます。(松乃家でも数回食べました。またドラムカン焼肉粋ではレバ刺しを食べました)。

韓陽苑も一力茶屋も通い始めて既に10年ほど経ちますが、味が変わらなく凄いなと感心しております。(韓陽苑はオーナーが調理しているので変わらないし、一力は厳しい女将が管理しているから変わらないようです)

私が病院で学んだ7点の対策を以下共有致します。
・生ものを食べないこと
・日本食レストランといっても信用しないこと
・臭いや色をチェックすること(最近では腐ったもやしやパスタを提供されました)
・水道水は口に入れないこと(うがいや歯磨きもミネラルウォーターを使用)
・氷に注意すること(水道水を使っているレストランが多い為)
・手洗いと消毒はまめにすること
・できるだけ店員や調理師をチェックする(落とした食べ物を隠して使うこともある)

面倒ですが、食中毒になることを思えばやらないといけないでしょう。

今フィリピンはコロナだけでなく狂犬病とデング熱対策が必要

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