セブ島南部西海岸にあるオスロブ町は魚類では最大の『ジンベイザメ』が、自然の海で観られると、近年爆発的な観光地になっておりました。

ジンベイザメ(現地名ブタンデン)はオスロブ町タナワンの沖合100m圏内に回遊し、それを観光客は小さな舟に乗って船上から眺めたり、シュノーケルやダイビングで一緒に泳いだりするのです。

このツアーはセブ・マクタン島で過ごす観光客には莫大な人気を誇り、高いツアー料金にも関わらず日帰りで向かう観光客は多いのです。


しかし、殺到する観光客によって観光公害が引き起こされていて問題になっているのです。それで、ボラカイ島と同様に閉鎖されるのではとの噂が流れているほどなのです。

このため、殺到する観光客のマナーの悪さも指摘され、持続的な観光を維持するためには観光客の受け入れ制限の必要性が指摘されているのです。

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これに対してジンベイザメ見物の舟を漕ぐ元漁師達からは人数制限の反対は多く、話し合いが持たれ、このほど1日当たり800人から1,000人を受け入れることで合意した模様です。

 
ただし、合意に当って現在の徴収料金の値上げを要求していて、この点は現地受け入れ環境の向上を条件にして当局側も了解し、観光客無視の値上げが行われるようです。



こういった動きに関して海洋環境専門家からは、オスロブのジンベイザメは人間による過度な餌付けによって自然適応力を失っている恐れがあると指摘され、人間の都合で振り回されていると批判されてりおります。

実は2008年以来セブ島に滞在していたにもかかわらず、まだオスロブには行ったことがありません。娘がもう少し大きくなれば一緒に行こうと密かに考えていたのですが、おそらく行かないでしょう。

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