大半はマニラ周辺でしたが、先週末からセブ市も急激に感染者が増加しております。
マニラでは、貧困層のエリアに感染者が集中していると伺っていたのですが、セブ市で急激に感染者を出したエリアも貧困層のエリアのようです。
セブ市の感染者数は1週間前はまだ20名ほどだったのですが、先週末にいきなりバランガイLuz のZapatera 地区から130名以上の感染者が発見されたのです。(先週末時点でセブ市合計感染者数163名、うち Luz から135名)
このバランガイLuz のZapatera地区は、約9,000人がが密集して住んでいるスラム地域で多くの貧しい人や水商売のフィリピーナ等がところ狭しと生活している地域なのです。
こうした状況で、ロックダウンをしていけば現金収入がなくなり、近所の人から借金する必要に駆られ、大多数の人で狭い道に群がってしまうのです。
銀行口座もなく、クレジットカードもなく、キャッシングもできない大勢の人達が、ほうぼうの人を訪ねて借金に奔走する姿が目に浮かびます。
ただでさえ、濃厚接触が好きなフィリピン人。こうして、狭いエリアに押し込まれたフィリピン人が銀行に行けず(口座を開けない)濃厚接触をし、接触感染、飛沫感染をしていくのです。
一般的に、このようなエリアに住んでいる人は不衛生な場所で育ち免疫力が強くなると思います。
膨大な数のウィルスの中で育ち、食品売り場にハエがたかっている食べ物を普通に食べて育ち、日本人なら食中毒になる食べ物を食べ続け、たくましく生きているのです。(こうしたエリアにも、ボランティア活動をされている方がいらっしゃいます。活動は大変かと思いますが、頑張って頂きたいです)
そんな人達でも新型コロナウィルスに感染してしまうのです。ただ、それでも元気に動き回るので感染がとまらないのでしょうね。
改めて、新型ウィルスの怖さを思い知る今日この頃です。
フィリピン人お金持ちから借金生活への道
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