新型コロナウィルス感染者数が一番多いのはアメリカですが、その中でもニューヨークは際立っております。

全米の感染者数が70万人を超えたのですが、ニューヨークは3分の一強の約25万人を超えており、隣のニュージャージー州と合わせればほぼ全米の半分を占めたのです。

なぜ、そんなにニューヨークの感染者は突出して多いのでしょうか?指揮をとっている、クオモ州知事がまずい采配なのでしょうか?

このクオモ州知事の経歴は、元は弁護士だったのですが在宅都市開発長官、州司法長官を経て2011年からニューヨーク州知事に任務しております。(民主党所属)



ニューヨークがロックダウンを開始したのはで、ロサンゼルスのあるカリフォルニア州より遅かったのです。

ロックダウンをした3月22日は、感染者数は6,000人ほどで、医療従事者のための保護服やガウン、手袋、マスクが既に足りていない状態だったのです。

せめて、ロックダウンをもう1週間、いや3日早めていれば、ここまで拡大はしていなかったでしょう。

そのアンドリュー・クオモ州知事は、実はニューヨークでは人気を誇り絶大な支持を得ているのです。私はその理由は、スピーチが上手なことと、メディアの利用がひじょうに巧みだと感じております。(ほぼ毎日生中継される記者会見があります)

私はニューヨークで住んでいたことがありますが、そこで感じたのはスピーチやプレゼン力が日本以上に大事だと感じました。(これは、セブでも同じです)

ただ、同時にアメリカもフィリピンもスピーチは上手だけど口だけで中身が伴っていない人物が多いことも感じました。私は、スピーチやプレゼン云々より、実際の行動力・誠意・まわりに好影響を与える等を重視しますので、スピーチなどはどうでもいいと思っております。

話はクオモ州知事に戻しますが、都市開発長官時代には不動産所有者への優遇政策をとりサブプライムローンの要因を作ったとも言われているし(結果、個人がホームエクティローンで値上がりした自宅を担保にするのが増加)、今回の新型コロナウィルス感染については少し安易に考えていたように感じます。

トランプ大統領がロックダウンを考えていることを知った時には、「連邦政府による州への宣戦布告であり、完全封鎖は中国・武漢で行われたことで、我々は中国でもないし、戦時中でもない」と反発したのが、今回のロックダウンの遅れにつながったと思っております。(州知事自身はそれでもロックダウンの判断はむしろ早かったと述べてます)

逆に新型コロナウィルス感染拡大を封じ込んだのは台湾ではないでしょうか? 先週の1日の感染者数が0の日もあり、昨日の発表も感染者数2名(2名とも海外からの帰国者)で合計も500名を下回っているのです。

台湾は、いち早く水際作戦を実行し外部からから感染者を入れるのを封じこみ、台湾内の感染者に対しても徹底的に感染源をつきとめたのです。

今回の対コロナ対応で、台湾が迅速に決定を下し、行政が有効に行動できたのは、もちろん蔡英文さい えいぶん総統、陳建仁ちん けんじん副総統、蘇貞昌そ ていしょう行政院長(首相)、陳時中ちん じちゅう衛生福利部長(厚労大臣)、唐鳳とう ほうIT担当大臣など、素晴らしい人材の存在が大きいし、2003年に重症急性呼吸器症候群(SARS)危機を経験したため、必要な法整備がすでに整えられていたこともあるのです。

しかし、一番大きな理由は政府の中で活躍する閣僚がプロフェッショナル集団だからでしょう。例をあげますと、
対コロナ対応で活躍をした高官の筆頭が、衛生福利部部長(厚労大臣に相当)であり中央伝染病指揮センターの指揮官でもある、陳時中氏(67)の本来の職業は歯科医師だったのです。41歳の時に歯科医師会全国連合会の理事長になり、台湾の歯科治療の保険制度推進などに尽力し、行政院衛生署副署長、総統府国策顧問などを経て、2017年2月に衛生福利部(厚生労働省)の部長に就任したのです。(民間での活動で能力が認められ、行政府に引き上げられました)

また、マスクの輸出禁止や増産体制などを整え、マスク不足問題の解決に活躍したのが、沈栄津経済部部長(経産大臣に相当)です。彼は台湾国内におけるマスクの増産体制を作り上げるため、全国の工作機械組合、精密機械センター、マスク生産業者、紡績所、その他研究団体など30以上の企業と国家組織をまとめて、構築に3カ月から半年かかるといわれた60本のマスク製造ラインを、わずか1カ月で完成させた。(現在、台湾は1日1300万枚の生産量を持つ、世界第2位のマスク生産大国になっています)

沈栄津部長は、電気工学やオートメーション化技術を学び、経済部に入省し地道にキャリアを積み上げてきたのです。



このように、台湾政府は日本の縦割りの素人集団とは違い、全省庁のプロ集団が連携・協力する体制ができあがっているのです。

おそらく台湾人達に、日本の国会のテレビ中継を見せれば笑われるでしょう。日本の国会は、ゴシップやスキャンダルや揚げ足取りの連続に終始し、国家を良くしようとする姿勢が見えません。

台湾政府に日本の政治家を指導していただきたいものです。よく、議員たちは税金を使ってヨーロッパに行きますが、ヨーロッパに行かずに台湾で学べば良いのです。

ちなみに、東日本震災の時は台湾は総額250億円以上の義援金を送ってくださったのです。内訳には、ありがたいことに多数の寄付金があったのです。(台湾のチャリティー番組で募った寄付だけでも100億円を超えたのです)

そして、今回は200万枚のマスクが台湾から昨日届いたのです。これが、中国や韓国からだと「ちゃんと使えるのか?」「チェックと返品の作業で逆に手間」「ウィルスが付着していないだろうな?」とか勘ぐるのですが、台湾からだと素直に嬉しくなってしまう今日この頃です。

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