セブ市は3月28日からロックアウン開始しましたので、3週間外出しておりません。

ということで、エアコンはずっとつけっ放し(日本のエアコンとは違ってつければつけるほど電気代がかかります)、パソコンやスマホは常に充電しているので今月の電気代はおそろしくなることが容易に想像できます。

なんといっても、フィリピンの電気代はアジア一高いのです。(1kwhあたりの値段の場合、日本では21〜22円ですが、フィリピンでは約24〜25円とするデータもありますが、私はもっと高いと感じてます)



フィリピンの電気代が高い大きな理由は、財閥企業が独占している為に価格競争がおこらないことだと言われております。

また、フィリピンの電力システムのハードウェア自体はフィリピン政府が保有しているのですが、その電力システムの運用は民間企業の「National Grid Corporation of the Philippines」が請け負っております。(このNGCPに対する最大の出資者は中国の電力配送会社、国家電網公司であり、出資比率は40%に達しています)

日本の場合は、2016年の4月に電力自由化が始まったので、顧客が電力会社を自分で選べるようになったので、電力会社の間で価格競争が起こっています。

しかしフィリピンでは、住む地域によって電力会社は決まってしまうので価格設定はに文句を言えないし、クレームを言っても取り合ってくれません。

フィリピンは年中夏なので、日本人にとったらエアコンが必需品なのです。しかし、エアコンのせいで電気代が高くなるので、エアコンを買わないフィリピン人も多いのです。そうした人々は、日中家の外にいるので、フィリピンは人口が多いなと感じたこともありました。

そんな高い電気代を払うのが嫌なフィリピン人が多く、貧困層を中心に盗電が多発しているようです。そして、今から5年半ほど前にはマニラ市トンド地区に住む43歳男性が盗電を試みようと電信柱によじ登り失敗して、電線に密着した状態で発見された出来事も起こったのです。

ガスに関して言えば、コンドミニアムの場合はガス禁止が多く、IH利用となっているので正直わかりません。



私は2013年に日本に戻って、4年ほどマンションに住んでおりました。その時の1月の電気代金は1万円弱だったのですが、今セブ島ではだいたい15,000円前後支払っております。

しかし、今回のロックダウンで今月はかなりの高額に達すると怖れている今日この頃です。

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