ということで、エアコンはずっとつけっ放し(日本のエアコンとは違ってつければつけるほど電気代がかかります)、パソコンやスマホは常に充電しているので今月の電気代はおそろしくなることが容易に想像できます。
なんといっても、フィリピンの電気代はアジア一高いのです。(1kwhあたりの値段の場合、日本では21〜22円ですが、フィリピンでは約24〜25円とするデータもありますが、私はもっと高いと感じてます)
フィリピンの電気代が高い大きな理由は、財閥企業が独占している為に価格競争がおこらないことだと言われております。
また、フィリピンの電力システムのハードウェア自体はフィリピン政府が保有しているのですが、その電力システムの運用は民間企業の「National Grid Corporation of the Philippines」が請け負っております。(このNGCPに対する最大の出資者は中国の電力配送会社、国家電網公司であり、出資比率は40%に達しています)
日本の場合は、2016年の4月に電力自由化が始まったので、顧客が電力会社を自分で選べるようになったので、電力会社の間で価格競争が起こっています。
しかしフィリピンでは、住む地域によって電力会社は決まってしまうので価格設定はに文句を言えないし、クレームを言っても取り合ってくれません。
フィリピンは年中夏なので、日本人にとったらエアコンが必需品なのです。しかし、エアコンのせいで電気代が高くなるので、エアコンを買わないフィリピン人も多いのです。そうした人々は、日中家の外にいるので、フィリピンは人口が多いなと感じたこともありました。
そんな高い電気代を払うのが嫌なフィリピン人が多く、貧困層を中心に盗電が多発しているようです。そして、今から5年半ほど前にはマニラ市トンド地区に住む43歳男性が盗電を試みようと電信柱によじ登り失敗して、電線に密着した状態で発見された出来事も起こったのです。
ガスに関して言えば、コンドミニアムの場合はガス禁止が多く、IH利用となっているので正直わかりません。
私は2013年に日本に戻って、4年ほどマンションに住んでおりました。その時の1月の電気代金は1万円弱だったのですが、今セブ島ではだいたい15,000円前後支払っております。
しかし、今回のロックダウンで今月はかなりの高額に達すると怖れている今日この頃です。
コメント
コメント一覧 (8)
アキノ大統領以降1980年代から華僑・華人系フィリピン人の経済に対する影響力
が増していますね 食料品の価格も上昇傾向にあるようですから住みにくい?
フィリピンでは、エアコンなしの生活は考えられません。そして、フィリピンのエアコンは古いタイプなので電気代をくいます。外食費用は上がってきており、食料品の価格はあがってきております。どこかで、物価上昇がストップしてくれればと思います。
フィリピンでは昔から盗電は広く行われてました。
盗電屋さんは自前で電柱も設置してバランガイ地域住民(スクウォーター)へ配電、月々の支払は有りますがメーター無しで使い放題です。
こんにちは。
おっしゃるとおり、スクウォーター・エリアの盗電が凄いみたいですね。
「その技術を他に生かせばいいのに」、と感じてました。
以前の普通のセパレートエアコンから買い換えた時に月1500ペソ以上電気代が下がりましたのでその節電効果に驚きました。
節電効果の高いエアコンも販売されているようですので一度検討されては如何でしょうか?
だいたい2年で元が取れるようです、私の場合買い換え費用は工事代込みで3万4千ペソでした。
アドバイスありがとうございます。エアコンで大きく変わって来るようですね。以前コンドミニアムのオーナーがエアコンの交換を断られ、その後折衝しておりませんので、機会をみて話してみます。貴重なアドバイス、ありがとうございます。
箱型のON-OFFしかないエアコンは確実に電気代が高いです
インバータータイプで、出来るだけ冷却能力の大きいエアコンがいいです
なぜ冷却能力の大きいエアコンがいいかというと、暑い時、最大パワーで長い間動作させるより、一気に温度を下げた方が体感温度が下がって、その後小さなパワーで済むからです
ホテルでも箱型タイプが多いですね。生産中止にしてほしいです。今後は、冷却能力の大きいエアコンを検討します。