現在新型コロナウィルス感染者数は、イタリア、アメリカ、スペインが凄い勢いで伸びてきてます。

スペインは今月最初は数百ほどだったのですが、今では10万人にもせまる勢いです。

このところ、本家の中国をさしおいて話題の中心になってきているイタリアとスペインですが、爆発した理由は同じところにあったようです。



2月19日、サッカーのチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦のアタランタ対バレンシアの一戦がミラノのサン・シーロで開催されたのです。

この試合には、アタランタのホームタウンであるベルガモから約35,000人、スペインのバレンシアからは約2,500人が訪れていたのです。

ミラノの病院の医師による見解では、イタリアではミラノやベルガモの位置するロンバルディア地方が、スペインではバレンシアが感染拡大の中心地となり、現在の大規模な拡大と繋がっていることから、この試合が原因でアウトブレイクした可能性は高いと言っているのです。

タイでもムエタイ観戦が原因で150名以上の感染者が報告されてます。(タイ政府は大人数の集まるイベントの中止を求めていたにもかかわらず、試合は強行されたようです)

そのような大規模な観戦は、スポーツイベントやクラブ等で発生していますので、先日さいたまスーパーアリーナでK1が大規模イベントを決行したのは暴挙と言わざるをえないでしょう。

当然、埼玉県や政府は自粛を要請したのですが、マスク配布等の処置をするということで強行した模様です。しかも、埼玉県が会場使用料の返還をするという条件を示したのですが開催したのです。



様々な病気があり、中には血液感染しかしない病気もありますが新型コロナウィルスに関しましては、飛沫感染や接触感染によってどんどん感染が広がりますので、大勢が集まるイベントは自粛するのは当然のことです。

ほとんどの国は、こうしたイベントを中止しているでしょう。イタリアやスペインだけでなく、外出制限をしている国はございます。(イタリア人に聞いたのですが、外出制限をしていてもスーパー等がたくさんのご年配者で満員になると。これでは、感染者はなかなか減らないと言ってました)

今、フィリピンではマニラのあるルソン島や英語留学で有名なセブ島は完全封鎖で外出もできません。(1家に一人外出パスを携行し、食料店や薬局等に行くことは許されております)

日本だけでなく、世界各国に能天気な人がいますが、イギリスでは基礎疾患のない21歳の方が、そしてフランスやアメリカでも10代の方がご他界されております。

日本ももうそろそろ首都圏や関西圏は、在宅勤務に切り替えて満員電車に乗ることをなくすべきでないでしょうか。

それをしなければ、手遅れになりかねないとおそれている今日この頃です。

       ↓ランキング応援お願い致します
このエントリーをはてなブックマークに追加 にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ 人気ブログランキングへ