以前 日本経済新聞に、レオパレス21の物件で建築基準法違反などの疑いがあるアパートが最大で1300棟見つかったとありました。

何でも遮音性の基準を満たさない部材を使っていたり、仕様と異なる防火構造の部材を使っていたりしていたようです。

また、同社は昨年5月にも「界壁」と呼ばれる部材が未設置だった問題が発覚したにもかかわらず、さらに施工不良の物件数が拡大した模様なのです。



レオパレス社の物件はひどい、日本もだんだん悪くなる・・・ 安心してください、フィリピンの物件はもっとひどいですよ。

私はこれまで、マニラでコンドミニアム、セブ島で一軒家、マンション、コンドミニアム、ホテルと滞在してまいりましたが、どこもうるさくて遮音性の基準(日本の基準)を満たしている部材を使用している不動産の物件は、無かったと思います。(投資をする場合は、ここらをチェックする必要があるでしょう)

いちおうフィリピンにも建築基準法はあるようです。しかし、防音に関しての項目はおそらく無いかと思います。フィリピン建築基準規制

ドアにも防音材が使われていないので、ドアを閉める音がとてもうるさいし、また防音に関することが無頓着なので、隣からの音や上からの音が、とてもうるさいのです。

そして、おそらく建物を建てる時にフィリピン特有の消費者や利用者のことを考えない思考で、できるだけ安い材料で施工しているので(フィリピンは見栄えにお金をかけますが、材料にはお金をかけません)、壁や天井等も薄く音が用意に伝わるのでしょう。

実際、うちの嫁は上から響いてくる家具を動かす音や、隣から聞こえてくるドアをしめる音「バーーーン」に悩まされております。



さらに、フィリピン人達の多くは他人への配慮がないので、夜中であろうと大音量でカラオケなどをやったりもするので、よく近隣同士でもめごとがおこっているようです。

私は物件探しの時に、よーくチェックする部分の1つは、近所に大音量を流すグループやお店がないかです。たとえ、ホテルに宿泊していても近くにカラオケをするお店があればアウトなのです。

そして、1番面倒なのは注意をしても改善がないことです。(一応、わかったと言ってくれます)改善がないので、注意を続けますと彼らは面倒くさがって、“こちら側がクレーマー・悪者” にされるのです。

また、防音や家具が作り出す音のチェックも忘れません。ドアの閉める音、壁や天井の薄さ、テーブルや家具を動かす時の音等、必ずチェックするのです。(たまに、キキキーという嫌な音が出ます)

この騒音地獄で、フィリピンでノイローゼになった日本人もいるぐらいなのです。だから、騒音はフィリピンの文化と悟って、観念してしまっている今日この頃なのです。

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