今、中国では重症急性呼吸器症候群(SARS)でもない謎の肺炎が流行っており、発症者数は59人となっております。

SARSと強い感染力を持ち、中国だけでなく他アジア諸国でも大流行した病気で当時数百人が死亡したのです。今回の肺炎は人口1100万人超の中部武漢市で先週初めて報告され、インターネット上ではSARSの再流行ではないかとの臆測が広がっていました。(中国当局では、SARSではないと発表しております)



そのことを受けて、香港政府は新型感染症への対策をまとめた計画を公布するとともに、警戒レベルを3段階の真ん中に当たる「厳重」に設定しております。

香港国際空港(チェクラプコク空港)と、中国本土から高速鉄道が乗り入れる西九龍駅で旅行客の体温測定を強化するなどの水際対策を開始したのです。

韓国も武漢からの入国者に対しては検疫を強化するとしております。

一方、フィリピンは何もしません。

フィリピンはもともと肺炎の患者が多いので(年間50万人ともいわれております)、59名ぐらいなんとも思わず、泰然自若と構えているのでしょうか?

対策をするのなら、まずはフィリピン国内の豊富な病原菌、大気汚染をどうにかするのが先でしょうか。



在フィリピン日本国大使館のウェブページにも以下の記載がございます。

フィリピンにおいては主要疾患の上位は下痢、肺炎、気管支炎、結核などの感染症で占められ、日本では比較的稀なマラリアやデング熱の患者も多く発生しています。

しかし、フィリピン人の多くが、マスクもしないで咳をしまくるので防ぐのは難しいと感じております。

先日、大学病院の緊急救命室に行きましたが、たくさんの人が咳をしまくるので病気が治るどころか、悪化するのでは?と感じたほどです。

そうはいっても、家族にうつすのは嫌なので日々うがい、手洗い、消毒に気を配っている今日この頃です。

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