フィリピン人は日本人とは価値観が全然違います。

例えば、日本だけでなく世界66カ国で放送され世界中で大ヒットした“おしん”がフィリピンではなんと3回で打ち切られたのです。

マレーシアやインドネシア等は視聴率が90%近くあり 当時日本人が町を歩けば「おしん」「おしん」 と指差されたりしたそうで、他タイ、ミャンマー、ベトナム、スリランカ、エジプト等でも凄い人気があったにもかかわらずです。

世界では‘苦難にめげず’‘あきらめずに頑張る’‘耐え忍ぶ’ という事は美談になるのですが、貧困層が嫌いなフィリピンでは受けなかったのでしょうね。フィリピンではそんなことより、楽しく、楽をして、努力をせず成果を出す等が格好いいとされるのです。

※フィリピン人がうつ病にならない理由の中でも紹介してます → http://www.livedoor.me/archives/5123425.html



そして、世界では悪妻として悪評が高いイメルダ・マルコス元大統領夫人がフィリピンでは意外と人気があるのです。

イメルダ婦人はマルコス元大統領夫人として有名ですが、イメルダ婦人のことを少し紹介したいかと思います。
婦人は自己顕示欲が凄かったようで、芸能人を志してマニラで「ミス・マニラ・コンテスト」に出場したようですが、次点に終わりました が、なんと市長に猛抗議をしたのです。

また結婚後は、単なる大統領夫人に終わらず夫の威を借りて積極的に国政に介入するという、日本ではめちゃめちゃ嫌われるような悪妻ぶりを発揮したのです。


1986年の人民革命で宮殿を追われハワイに亡命したのですが、後にしたマラカニアン宮殿には3,000足の外国製靴、500着のブラジャー、数え切れないほどの香水が残されていたそうです。

それだけでなく、イメルダ・マルコス元大統領夫人が集めた宝飾品は約2100万ドル(約24億円)相当にものぼるのです。

ダイヤモンドがちりばめられた頭飾りや、25カラットのピンクダイヤモンド、亡命した際にマラカニアン宮殿(大統領府)に残されたもの、一家が亡命先の米国に持ち込もうとしてアメリカの税関に没収されたりしたもの等、膨大な量なのです。

それらは、オークションに出されたようです。(買取り額はいくらになったのでしょうか?)



それにしても何故イメルダ婦人のような悪の代表のような夫人がフィリピンでは人気なのでしょうか?

昨年度2月に開催された90歳の誕生パーティーでも2,500名がかけつけてます。

やはりフィリピンでは、努力や辛抱とはほど遠く、かつゴージャスさ美貌や権力がうけるのでしょうか・・・

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